みなさまは、子供の小学校や幼稚園の持ち物や習い事はどのように管理していますか?
「今日はスイミングだよ」
「明日はピアノだよ~!練習しなさーい!!」
と前の日やその日に教えて、連れて行ったり、「今日は幼稚園で〇〇があるから△を持っていかないとね」と準備をしてあげたりしていますか?
また、親が声をかけるのを忘れて、忘れ物をし、
「お母さんのせいで、忘れた!(怒)」
と怒られてしまうこともあるかもしれません。
私もそうでした。
でも・・・・
こんな生活を続けていくと、親の指示待ちが普通になってしまったり、何でも親のせいにしてしまい、親子喧嘩の原因にもなってしまいます。
そして、自主性や計画性、自立などにつながりません。
小さいころから、自分の行動を知り、時間の感覚を養っておけば、自然と生活の中でも上手に時間をやりくりしたり、自分の行動を知ることで持ち物を考えることにつながったりします。
曜日や時間、その時の行動、持ち物など把握することが普段から身につけば、これから成長していき、いろいろな活動が増えて行く中、時間を有効に使えるはずです。
このような計画性を養うことは、社会人になってからも役立ちます。
それでは、社会人になってどんなことに役立つのでしょうか?
計画性がある人のメリット
②きちんと段取りを考えているので、物事がスムーズに進みます。
また、失敗した場合も予測しているので、失敗した時に対処できます。
③きちんと計画を立てて行動しているので、仕事などで関わっている周りの人たちに、迷惑をかけることが減ります。
④仕事などで関わっている人たちに、安心感を与えます。
⑤計画性がある人は、失敗した時に反省をします。
それが努力につながり、成功につながります。
私の娘は今年年長になり、1年間は12か月あり、1週間は7日あり、曜日があることを理解しているし、1日には24時間あり、朝、何時に家を出るのか、何時に寝るのかなど、生活の時間を大分わかってきているので、自分で管理する力や計画性を身につけてもらうために、「スケジュール表」を作ることにしました。
このスケジュール表を作ることにより、自分の行動を把握したり、日数の感覚がわかるようになったり、自主性や計画性が見られてきました!
子供でも管理できるスケジュール表の作り方をご紹介しようと思います。
子供でもできるホワイトボードのスケジュール表の作り方
それでは、子供にスケジュールをまとめてもらい、自分で管理してもらいましょう!
はい!
とスケジュール表やカレンダーを渡すだけでは、すぐにできるはずがありません。
カレンダーなどに、一つ一つ文字を書いていくとかなりの時間がかかり、それが挫折の原因になり兼ねないので、ホワイトボードと磁石を使って、幼児でも気軽にスケジューリングできるようにしました。
挫折しないように、続くようにを重視して、我が家で取り組んでいる簡単で意欲につながるスケジュール表の作り方をご紹介します。
まずは、慣れるまでは、親子でスケジュール管理をやっていきましょう!
・スケジュール用のホワイトボード
・ホワイトボード用のペン
・磁石
・磁石に合った大きさのシール
・油性ペン
・クリップ型の磁石
①シールに、習い事など常に毎月ある用事を書き込む。
今回は丸い磁石を買ったので、用事がわかる頭文字を子供と相談して決め、書き込みました。
②シールを磁石に貼る。
③磁石を日にちに合わせて、貼っていく。
④その月にある行事などを書き込む。
⑤毎月月初めに、習い事等を書いた磁石を張り直し、予定を確認する。
③までの準備が済んでしまえば、あとは磁石を動かすだけですので、簡単です。
④の書き込みは、ママがやってもいいと思います。
楽しんでやれる範囲でやっていきましょう。
毎月の磁石の張り直しは、結構、楽しんでやりますよ。
★活用の仕方
毎晩、次の日の予定を確認するようにしています。
慣れるまでは、
「あれ?明日はどんな用事があるんだっけ?」
「明日は、何曜日だっけ?」
「今日、何日だっけ?」
など、簡単な質問を「ちょくちょく」してあげて、スケジュール表を見る習慣をつけてあげるとよいです。
また、「いつ、○○へ行くんだっけ?」など、子供に問いかけられた時には、「スケジュール表を見てみよう」、外出中なら、「帰ってからスケジュール表で確認しようね」など、なるべく自分で確認できるように声をかけていくとよいです。
スケジュール表を作ってからできるようになったこと
今では、自分で書いた予定表を見て行動したり、活動内容を考えたり、持ち物を準備したりするようになってきました。
今後の楽しみが何日後にあるのかもスケジュール表を見ればわかるので、「〇日後に楽しみがあるから頑張ろう!」と意欲につながっていると思います。
日にちが経つという感覚が身につきますので、「何日後」という感覚はとても大切ですね。
また、スケジュールを知ることで、1日の過ごし方を考えるきっかけにもなりました。
自分の予定を理解しているので、時計を見ながら、「今日はスイミングがあるから、〇時までは好きなことで遊べる」など時間を有効に使うことができ、○○したかったのにできなかった・・・という不満にはならなくなりました。
自分の遊びの予定を自分で決めることができるようになることにもつながりました。
反対に、無駄な時間を過ごし、本来できることができなかった場合も次回はこうしようと改善策を考えるきっかけにもなっています。
スケジュールで先のことまでわかっていると、この日がピアノのコンクールだから、「今日は練習を1時間しよう」など目標に向かって頑張る力も身につきます。
目標がないと十分にやる気が出ないものです。
計画性を身につけることは、目標達成しようとする力につながります。
まとめ
「時は金なり」
と昔から言われています。
どの人にも平等に与えられた同じ時間を、どう使うかは生きていくうえで大切なことですね。
そして、自立した社会人になってほしいですね!
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