水道水飲んでいますか?
日本の水は他国に比べて基準が高いから安心と言われていますが、実際はどうなのかを調べる人は少ないと思います。
また、塩素などで健康に良くないとも耳にすることが多いので、水道水を飲まない方も多いと思います。
水道水には、塩素の他にも健康に良くない成分が含まれていますが、人体の健康に影響を与えない程度しか含まれていないとも言われています。
水道水の成分って目に見えるものではないので、耳にしたことや調べたことで判断するしかありません。
水道水がいいのか悪いのかわからないなら、
「とりあえず水道水に入っている健康に良くない成分を取り除こう!」
と思い、我が家では、家を建てたときに、ビルトインの浄水器を付けてもらいました。
飲料や料理に使っています。
以前は、ミネラルウォーターを買っていましたが、浄水器に変えてからは、ペットボトルのごみの数が圧倒的に減ったので、エコですし、コストもかなり抑えることができています。
しかし、ビルトインの浄水器は便利ですが、取り換え期間がありますので、取り換え時期を忘れないようにしないと水の安全が保てません。
また、業者に頼んでカートリッジを取り換えてもらうよりも、自分で取り換えたほうのが、2分の1の値段で済みます。
安くて安全な水が飲めるなら、ビルトインの浄水器を取り入れたいと思う方も多いと思います。
カートリッジの交換が半額で済むなら、是非とも自分で交換したい!
と思う反面、
自分にできるのかな・・・・
という不安もあるかと思います。
実は、ビルトインのカートリッジの取り換え方は簡単です。
今回は、水道水の成分や健康についてと浄水器のメリットとビルトインのカートリッジの交換の仕方についてまとめました。
水道水の気になる成分と健康被害
●カルシウム
●ナトリウム
●カリウム
●マグネシウム
水道水には、上記のミネラルは微量しか含まれていませんが、骨や筋肉を作るなど、人体にとって貴重な成分ですね。
●塩素
塩素は水を殺菌するのに欠かせない成分です。
実際、水道水の塩素消毒が始まってからは、水道水による消化器系の伝染病はかなり減ったそうです。
その頃は「塩素が入っているから安心」と言われていた水道水でした。
しかし・・・
昔と比べ、現在では河川の汚染は進んでいます。
汚染が進むと、塩素の濃度を高めないと水自体が消毒されません。
なので、塩素濃度が高まります。
高まると体にも良くありません。
また、この塩素が発がん性物質と言われている、「トリハロメタン」の発生につながってしまします。
●トリハロメタン
水道水の浄水場で、塩素殺菌を行う時に発生する物質です。
水質の汚染が進めば塩素の濃度を増やしますが、塩素を増やすということはトリハロメタンを増やすことにつながります。
トリハロメタンは、発がん性物質と言われています。
その他にも、トリハロメタンは中枢神経や腎臓、肝臓などの内臓にも悪さをするそうです。
アトピー性皮膚炎や喘息などにも悪い影響があると言われています。
●鉛
現在は鉛を使用した水道管の取り付けは禁止されていますが、昔は水道管に鉛を使っていました。
なので、鉛を使用した水道管はかなり減ってはいますが、まだ鉛の水道管が交換されないまま使われているところはまだまだあるそうです。
古い建物(昭和55年前に建てられたもの)では、まだ鉛管が残っているところもありそうです。
実際、どこに鉛管があるのかは一般庶民には把握できませんし、我が家の水も少しかもしれませんが鉛管を通ってきているかもしれません。
それでは、鉛管は何故かよくないのでしょうか?
鉛管から、鉛が水に溶けだし、水道水を汚染してしまいます。
そして、その鉛を含んだ水道水を飲んだら、鉛は体から排出されにくい性質があるため、体に蓄積されていきます。
毎日少量ずつでも蓄積されていったら・・・・
脳や腎臓、神経系、赤血球に悪い影響を与えます。
●農薬
水道水は塩素消毒するので、農薬類の多くは分解されます。
しかし、農薬の一部が塩素消毒する際に毒性のある物質を生成してしまうことがわかっています。
現在、毒性について多くの研究が進められているところで、まだ人体にどんな影響を与えてしまうのか未知の状態みたいですが、なんだか怖いですね。
水道水には、「塩素」「トリハロメタン」「鉛」「農薬」の他にも、気になる成分は入っていますが、この4つが特に健康被害ありそうな物質です。
しかし、その物質の含有量が目に見えないので、果たして健康被害になる量なのか、それとも被害が出ない程度なのかはわかりません。
水は毎日使うものですし、人間にとっても健康維持に大切なものですので、
水道水の健康被害を恐れながら飲むのも嫌だな・・・
そう思う方は、浄水器やミネラルウォーターを購入したり、ウォーターサーバーにしたりすると安心が増えると思います。
水道水の沸騰で塩素を除去!?
水道水を沸騰させて、除去できるものは「塩素」と「トリハロメタン」です。
水道水を沸騰させると、一時的にトリハロメタンは増加してしまいますが、10分以上沸騰させると除去できます。
その他の水道水に含まれる有害物質は残ってしまいますし、水分が沸騰で蒸発することにより、濃縮されてしまう恐れも・・・。
また、10分以上沸騰されることで、ミネラルなどの栄養素も抜けてしまいます。
浄水器vsミネラルウォーターvsウォーターサーバー
私なりの考えで、対決しました。
3位:ミネラルウォーター
・コストがかかる
・場所を取る
・ごみが増える
2位:ウォーターサーバー
・電気代がかかる
・タンクのあの大量な水は、開封後2週間程度で飲み干さないと、劣化する
1位:浄水器
・交換が面倒くさい
・コストがかからない
・ピンキリだが、自分に合った浄水器を選び、自分の除去したい水道水の物質を取り除いてくれる
といろいろ考えてふるいにかけました。
いろいろな考え方があると思いますので、皆様も自分なりの見解でふるいにかけるといいと思います。
私は、ミネラルウォーターからの浄水器に転身しましたが、ペットボトルのごみがかなり減り、うれしい毎日を送っています。
そして、浄水器はビルトインにして、「水道水が出る蛇口」と「浄水が出る蛇口」を分けて作りました。
カートリッジは、「三菱レイヨンのクリンスイ」を使っていますが、水道水の気になる物質「塩素」「トリハロメタン」「鉛」「農薬」を含め、13物質の除去が可能ということで気に入って使っています。
1年に1回の取り換えです。
業者に頼むとカートリッジの取り換えは「1万5千円」くらいでしょうか。
初めての取り換えの時は、
自分には難しくてできないだろう・・・・
と思い業者に頼もうと思っていました。
しかし、自分で簡単に交換することができることを知り、自分でやってみたところ、簡単にできました。
毎年自分で交換しています!
5分あれば交換できます!
自分で交換すれば、カートリッジ代8千円くらいで済みます。
そうすると月々約667円!
それでは、交換の仕方をご紹介します!
アンダーシンクタイプ浄水器 クリンスイ UZC2000の交換の仕方
カートリッジの交換方法
1、水栓を閉じ、水を止めます。
※多少水漏れする場合があるので、手元にタオルを用意しておくといいです。
2、スライドリング(灰色)に指をかけ引き上げ、ワンタッチジョイントをカートリッジから取り外します。
同様に、スライドリング(緑色)のワンタッチジョイントも取り外します。
このワンタッチジョイントが固いというコメントを見かけますが、全く固くありません。
ポイントは、スライドリングの部分は上に引くと動きますので、しっかりと上に引き上げることです。
引き上げずに引っ張るだけでは取り外せません。
※取り外しは灰色→緑色の順番でやりましょう!
3、新しいカートリッジのプラグ先端の保護キャップを外します。
カートリッジ緑色、灰色シールとスライドリングの色を合わせて接続してください。
しっかりカチッと音が鳴るまで押し付けましょう。
※接続は、緑色→灰色の順番でやりましょう!
4、浄水を流して、接続部からの水漏れがないかを確認します。
5、ホースが折れ曲がったり、ねじれたりしていないか確認して完了です!
・汲み置きした浄水は、なるべく早くご使用ください。
塩素を除去しているので、細菌が繁殖しやすいです。
・毎日の使用開始時は浄水を15秒以上流してからご使用ください。
・2日以上使わない時には、浄水を1分以上流してからご使用ください。
交換の時には、交換した日にちを記載するようにしています。
まとめ
考え方はいろいろあると思います。
自分に合った方法で、おいしい水を取り入れていきましょう!
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