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猫のこと

猫の食べない、痩せるは要注意!糖尿病、心不全、脂肪肝の可能性有!

投稿日:2019年7月14日 更新日:

 

 猫は言葉を話すことができないので、痛みがあったり辛かったりしたときに、飼い主に気が付いてもらえない時が多いです。

特に目に見てわかる怪我や腫れなどではない場合は、特に気が付きにくいです。

猫の死因の第1位は、「癌」です。

2位は、「腎・泌尿器系疾患」です。

3位は、「心臓疾患」です。

4位は、「糖尿病」です。

そして、猫の生活習慣病としては「糖尿病」「心不全」「脂肪肝」が飼い猫がかかりやすい病気だそうです。

どの生活習慣病も5才までの若い時期よりも、5才過ぎてからの方がかかりやすいと言われています。。

また、人間と同じで「運動不足」と「肥満」が原因になります。

特に室内飼いの猫に多く見られる病気です。

ドキッ・・・

とした方は多いかと思います。

運動不足・・・

我が家には2匹オス猫がいますが、遊んであげられない日もあるので、確かに運動不足になりがちなのは感じます・・・。

おいしいごはんとおやつ、そして限られた空間での運動は、肥満になりがちです。

人間もそうですが、「生活習慣病」は治療より予防が肝心です!!

病気にかかり、辛い思いをして過ごさせるのはかわいそうですし、なんせ猫は辛いことを口に出して言えないのでわかってあげられないことが多いです。

そんなかわいそうな思いをさせないためにも、生活面の管理をしてあげて、予防していきたいものです。

かわいいから・・・・

と、ついついおやつをあげてしまうかもしれません。

しかし、あげてしまったらそれなりの運動をたくさんさせたり、おやつは本当に特別な時にあげるようにしたりしないとですね!

かといって、じゃらして運動させてあげようと思っても、猫の気まぐれで、その気にならない時もあるので、運動させようと思っても、できない時もありますよね~(汗)。

でも、かわいいからとおいしいものを与えてばかりだと、最終的にかわいい愛猫が辛い目に合うことになります(涙)。

なので、食事の管理が一番だと思います。

猫の生活習慣病、「糖尿病」「心不全」「脂肪肝」の症状や治療法を知れば、初期で治療できたり、愛猫にそんな目を合わせたくないという思いで管理意欲がわいたりすると思います。

今回は、「糖尿病」「心不全」「脂肪肝」についてまとめましたので、愛猫のために目を通していただければと思います。

  

猫の糖尿病


 食べ物として取り込まれた炭水化物はぶどう糖に変えられます。

ぶどう糖は猫にとってエネルギーとして使われる大切なものです。

筋肉を動かして歩いたり、、脳を働かせたり、呼吸したりするために必要なものです。

ぶどう糖の働き

食事の後の大量に血液中に存在するぶどう糖

インスリンという膵臓から出るホルモンが血液中のブドウ糖をグリコーゲンに変える

肝臓に一時的に貯蔵したり、脂肪として貯えられたりする

という流れでぶどう糖は変化し、貯えられたエネルギーは必要な時にエネルギーとして使われます。

しかし!

毎日必要以上にたくさん食べたり、高カロリー食を続けたりすることにより、この貯えられたエネルギーを使う機会がなくなります・・・(泣)。

そうなると、血液中には余分なぶどう糖がいくつもあるので、そのぶどう糖を貯蔵するために、インスリンも常に出続けていなければならない状態が続くのです。

ここで問題が!

膵臓のインスリンを作り出す細胞には再生能力が無いということです。

これは人間も猫も同じ事です。

どういうことかというと、一度インスリンを作り出す細胞が壊れてしまうともう二度とインスリンを作り出すことができなくなってしまうのです。

つまり、5歳を過ぎたころまで肥満を続けていると、インスリンを産生する細胞は次々に壊れていき、最後には血糖のコントロールが不可能になります。

これが糖尿病です。

猫の糖尿病の治療法

 注射はを日2回以上決められた時間に行います。

低血糖を防ぐために、インスリン注射の後には必ず食事をさせます。

気まぐれな猫にとっては、決まったときに食事は結構難しいです。

でも、やらねば健康を保てません。

そして、毎日家庭で注射をしながら、定期的に病院に通って血糖の測定をします。

糖尿病は完治はしませんので、一生この生活が続きます。

猫の心不全

血液が十分に体を巡らない状態を「心不全」といいます。

血液が十分に体内を巡らないと動くことに疲労感を感じます。

なので、あまり動きたがらなくなります。

食欲や見た目は変化はなく一見健康そうも見えるのが難点です。

しかし、いざ動くとなると筋肉は十分な酸素を得ることができないので、じゃらしても反応しそうなのに動きません。

肥満気味で、食事とトイレにしか動くことがなく、走り回ることをしなくなったら、要注意です。

いつも寝てばかり・・・

という印象を受けるようでしたら、疑いましょう。

肥満が原因での心疾患は、心臓のポンプとしての負担が増えることで起きます。

自分の心臓に合わない大きな体を持つと、心臓は肥大し、筋肉が薄くなります。

心臓の筋肉が薄くなると収縮力はさらに衰え、心不全になります。

動かなくなること以外症状があまりないので、発見が難しいです。

猫の心不全の治療法

 症状がいろいろありますので、その時に応じて利尿に関するもの、血管拡張するもの等、症状にあったを飲みます。

症状が重ければ、一生飲み続ける場合もあります。

また、心臓への負担を減らすよう、血圧を下げるための食事をとることになります。

猫は、結構決まった食事を好みますので、突然いつもと違った食事を出しても食べない可能性もあり、大変ですよね・・・。

猫の脂肪肝

 肝臓の細胞の間に脂肪がたくさん入り込んだ状態をいいます。

脂肪自体は何もしないのですが、肝臓の細胞が脂肪に押しつぶされて働きが悪くなります。

さらに症状が進むと、肝機能は著しく低下します。

肝不全が起きてしまうのです。

それでは、なぜ脂肪が肝臓にたまってしまうのでしょうか。

まず、中性脂肪は肝臓で作られます。

肝臓で作られた中性脂肪は血液によって、体内でエネルギーとして使われます。

しかし、血液中に必要以上の中性脂肪が含まれていると、肝臓は作った中性脂肪を外に出すことができなくなります。

そして、肝臓に脂肪が溜まるのです。

猫の脂肪肝の治療法

点滴で治療することになります。

また、食欲がなくなる場合が多いので、栄養補給のために胃や食道にチューブを通し、流動食になります。

さらに悪化し、「肝硬変」と診断を受けると余命はわずかです。

まとめ

栄養は生きていくために大切なものです。

しかし、何でもそうですが多すぎるのはよくありません。

栄養が体内で処理しきれないぐらい多くなれば体を壊します。

今回ご紹介した「糖尿病」「心不全」「脂肪肝」は、特定の症状が無いので、気がづいたときにはすでに病気が進行していることが多いそうです。

かわいい愛猫のためにも血液検査などの健康診断を定期的に受けましょう!

また、かわいいからこそ食事や運動に気を付けてあげましょう!

そして、猫・家族・元気ですね!

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