我が子はもうすぐ6歳です。
先月初めて1本目の歯が抜けました!
同じクラスの子は早い子で5本くらい抜けていて、クラスの半数以上の子が1本以上抜けていたので、親子で歯が抜けるのが待ち遠しかったのを覚えています。
歯が抜けるのが早すぎたり、遅すぎたりすると、なんだか心配ですよね。
年中さんでも抜けている子がいるので、個人差はあるんだなあと思います。
抜ける日も待ち遠しいのですが、「抜けた歯をどうしようか」とということも考えないといけませんね~。
私もどうしようか悩みました。
最近は、歯形通りに収納できるケースが販売されているので、しまっておくのもいいなと思いました。
結局は、娘が気に入っているアメリカのアニメで、
「抜けた歯を枕の下入れて寝ると歯の妖精が来てコインに変えてくれる」
という内容のものがあり、娘はそれを信じきっているので、その方法に決めました。
そして、最初に抜けた歯は、次の日にコインに変えた後、へその緒の桐箱にコッソリしまいました。
ちなみに本日2本目が抜けたのですが、落ちてしまい見つからなかったそうです~。
奥歯を見たら、6歳臼歯が生えていました。
なので、最初に抜けた一本だけ記念に取っておけばいいかと思っているところです。
我が家はこんな風にしましたが、自分の子供のころを振り返ると、下の歯が抜けたら屋根の上に投げて、上の歯が抜けたら軒下に投げていました!
皆様は、子供のころ、どうしていましたか??
子供のころに歯が抜けるのは世界共通です。
なので、国によっていろいろな風習があります。
今回は、歯の抜ける時期と世界の国々での風習をまとめました。
子どもの歯の生え変わる時期と順番
①下の前歯2本が抜け、永久歯が生える(6才前後)
同じ時期に、乳歯のなかった部分ですが「6歳臼歯」が生える
②上の前歯2本が抜け、永久歯が生える(7、8歳)
③前歯から奥に向かって順番に、永久歯に生え変わる(8、9歳)
④上下ともに奥歯が抜け、永久歯が生え変わる(10、11歳)
⑤奥歯の永久歯が生えそろい、すべての歯が永久歯になります。(12~14歳)
一般的に6歳前後に1本目の歯が抜けますが、早い人では4歳くらいに抜けるそうです。
どの段階でも前後2年くらいのズレは許容範囲だそうです。
乳歯が抜けてから、長い間(半年など)永久歯が生えてこない場合は、
乳歯の下に永久歯がない「先天性欠如(せんてんせいけつじょ)」
余分な永久歯がある「過剰場(かじょうし)」
の場合がありますので、心配な場合は歯医者で相談しましょう。
レントゲンで歯の状態を見てもらえば安心ですね!
抜けた歯を投げる?世界の風習
歯が抜けることはだれでも経験するため、世界には抜けた歯に関する様々な風習がありますよ~。
抜けた歯をどうしようか悩んでいる方の参考になればと思います!
●日本
子供の歯がぬけると、上の歯なら縁の下に、下の歯なら屋根の上に向かって投げ、よい歯が生えることを願うおまじないがあります。
投げるときに言う言葉は地域によって様々です。
「いい歯に生えろ!」
「鬼の歯と変われ!」
などいろいろです。
私は、どんな風に言って投げていたのか忘れましたが、歯を投げるのを楽しみにしていたのだけは覚えています~。
現在では、自宅が3階建てだったり、マンションだったりで、歯を投げることは難しくなってきていますね。
●アメリカやカナダ
歯を枕の下に入れておくと、寝ている間に「歯の妖精(tooth fairy)」が来て、歯と引き換えにコインを置いていくとされています。
実際は親が行いますが、小さい子供はサンタクロースと同じように「歯の妖精」の存在を信じています。
歯の妖精は、白い歯だけを集めていて、虫歯や汚い歯を嫌うと言われています。
我が家は、この風習で取り組んでいますが、娘はとてもわくわくしながら枕の下に歯をしまい、次の日の朝、すぐに枕の下にコインがあるのかを探していて楽しそうでした。
歯は小さいので、折り紙で歯を入れる袋を本人に作らせて、無くならないようにしました。
●フランス
アメリカと似ていますが、同じように枕の下に抜けた歯を入れますが、コインではなくちょっとしたプレゼントと取り替えます。
●ドイツ
ドイツでは、乳歯が抜けても特別な事はせずに、「乳歯ケース」に入れて保存します。
木などで作られた様々なデザインの「歯のケース」があり、中にはすべての抜けた歯を歯形通りに収められるものもあります。
日本でも、売られていますね!
●コスタリカ
コスタリカやチリなどの中南米では、抜けた歯を加工して、ピアスやネックレスなどのアクセサリーにして身に付けるそうです。
中南米では、子供のころからピアスをする習慣があり、抜けた歯を記念のためにアクセサリーにします。
●エジプト
抜けた歯を太陽に向かって投げて、
「新しい歯を持ってきてください」
とお願いします。
投げるのは太陽に乳歯を捧げるという意味があります。
●インド
歯は木と同じものと考えて、歯が抜けたら土に埋める習慣があります。
●モンゴル
抜けた歯を肉の脂身の部分に入れて、守り神とされている若い犬に食べさせ、
「悪い歯のかわりに、丈夫な歯をください」
と唱えます。
まとめ
歯の抜け方、生え方で心配なことがあれば、躊躇なく歯医者さんで診てもらうとよいと思います。
抜けた歯をどうするかは、各国の風習を参考にしてみてくださいませ。
気に入った風習で、丈夫な大人の歯が生えるよう願っあげるといいですね!