3年前の夏祭りで金魚すくいをし、我が家の家族になりました。
5匹です。
小さな金魚だったので、最初は45cmの水槽で飼っていました。
しかし、1年半くらい経つと、窮屈そうに感じたので、60cm(56リットル)の水槽に住み替え。
そして、さらに1年半が経ち、1番大きな金魚は全長20cmくらいに成長してしまいました(汗)。
3年前の夏祭りで気軽に連れて帰ってきてはいいものの、こんなに早く大きくなるとは予想もしていませんでした。
そして、水槽もこんなに頻繁に変えなくてはいけなくなるなんて知りませんでした。
全長15~20cmくらいの金魚5匹が、60cmの水槽に入っているので、かなり窮屈そう・・・。
わかってはいるものの・・・。
でも、これ以上大きな水槽にしたくないという思いがあり、エアーポンプ足したり、水替えの回数を増やしたりして頑張ってもらっていました。
しかし・・・。
水槽の水が白濁りするようになってしまったのです・・・・。
金魚に対して水の量が不足すると、糞やえさの食べ残しを分解してくれるろ過バクテリアが足りなくなり、水が白く濁り、水が腐った状態になってしまうのです。
さすがに、そんな状態で生活させるのはかわいそう!!
せっかく我が家に来てくれた金魚ですし、元気に生活してほしい!!
ということで、90cm(90リットル)の水槽を購入することに決めました!
「コトブキの水槽90cm」と「コトブキ スーパーターボ Z+900の上部フィルター」を購入しました。
金魚のお引越しの際にしたことをまとめました。
金魚の数に対して水槽の大きさの目安
まず、水槽の大きさに対して、金魚の数はどのくらいがちょうどよいのでしょうか?
30cm水槽・・4cmまでの金魚3匹、それ以上の大きさの金魚1匹
45cm水槽・・4cmまで9匹、それ以上の大きさの金魚3匹
60cm水槽・・4cmまでの金魚12匹~、それ以上の大きさの金魚5匹
90cm水槽・・4cmまでの金魚15匹~、それ以上の大きさの金魚5~7匹
あくまでも目安ですが、金魚に対して水が多いほうのが飼育しやすいですし、酸欠やろ過バクテリア不足を予防できます。
また、金魚はあっという間に大きくなるので、大きめの水槽で飼育すれば、何度も買い替えなくて済みますね!
それにしても、60cmの水槽に小さい金魚を10匹飼うことにしたとしても、いずれ大きくなって、もう1台60cmの水槽を買って、5匹ずつ分けて飼うことになるかもですので、金魚の成長を考えて、お世話できる範囲で飼育するとよいです!
ろ過バクテリアとは・・・
水槽内の金魚の糞や餌の食べ残し、枯れた水草からアンモニアが発生します。
そのアンモニアは毒性があるので、増えてしまうと金魚にとって生活できない環境になってしまいます。
このアンモニアをろ過バクテリアが分解して、金魚の住みやすい水質にしてくれます。
フィルターよりも、ろ過バクテリアが水質をよくしてくれると言っても過言ではないくらい、ろ過バクテリアは大切です。
今回我が家も、金魚の大きさに対して水の量が足りず、ろ過バクテリア不足になり、水が白く濁る現象が起きてしまいました。
この時は、水を替えても、フィルター替えても、水が白く濁る状態を繰り返してしまいました。
ここで初めて、ろ過バクテリアの大切さを実感しました。
餌の量を減らし、食べ残しと糞を減らすことで、白濁りを克服することができました。
金魚が住みやすい水槽の作り方
その1:砂利を敷く
砂利に、ろ過バクテリアが住み着き、水を浄化してくれます。
強力なフィルターを使っていたとしても、砂利を敷くことでさらに浄化力アップです。
その2:水槽を置く場所
水槽は直射日光のあたらない場所に置きましょう。
金魚は水温変化に弱いので、直射日光により昼は水温が上がり、夜は水温が下がり、その寒暖差で弱ってしまいます。
水温差が大きいと死んでしまうことがあるので要注意です。
かといって、日光が入らないような暗い場所で飼育していると病気になりやすくなりますので、日光の入る明るい部屋がベストですね!
新しい水槽への引越し方
①新しい水槽を洗います。
今回は、90cmの大きな水槽なので、丁寧に水ぶきすることで済ませました。
②砂利を洗います。
今回は、10kgの砂利と、洗わないでよい砂利3kgを使用しました。
バケツに砂利をいれ、米を研ぐように砂利の粉塵やごみをとります。
1回目の研いだ水はこんなに真っ白です。
7回くらい洗うと水が透明になりました。
③砂利を水槽に敷きます。
バケツをひっくり返して、一気にザボンっと入れたいところですが・・・
水槽が割れてしまったら大惨事なので、少しずつ丁寧に敷いていきます。
最後に、洗わないでよい砂利を混ぜました。
この砂を使うの初めてなので、どんな効果があるか楽しみです。
水をきれいにする効果があるみたいなので~。
④水槽に水を入れます。
⑤水草やオブジェなどで装飾します。
⑥水槽の上部フィルター稼働!
⑥金魚の水合わせをします。
金魚は、環境の変化にストレスを感じます。
なので、ストレスを少しでも減らすよう「水合わせ」をし、少しずつ水槽の水質に慣らしていきます。
まず、金魚を前の水槽の水ごと、袋に入れます。
新しい水槽の水に30分くらい浮かせて、新しい水の温度に慣れさせます。
30分経ったら、袋に新しい水槽の水を3分の1くらい足します。
20分くらい経ったら、また、袋に新しい水槽の水を3分の1くらい足します。
20分経ったら、新しい水槽へ袋の水ごと移動させます。
ふー、1時間10分して、やっと1匹お引越し完了!
ここで、要注意!
●要注意その1:まずは1匹だけお引越しする
一気に全部の金魚をお引越しさせたいところですが、ぐっと我慢です。
まだ、ろ過バクテリアの準備が整っていないので、ろ過バクテリアが増えるまで1匹で住んでもらいます。
2週間くらい経てば、ろ過バクテリアもだいぶ増えてくると思うので、2匹目を、1匹目と同じようにお引越しさせます。
●要注意その2:引っ越してすぐには餌を与えない
引っ越し後、金魚は凄いストレスを感じているので、消化が悪くなってしまっていますし、食べ残しも多くなってしまいます。
2日くらい餌は我慢してもらいましょう。
2日後がっつり餌をあげるのではなく、少なめから始まり、少しずつ量を戻していく感じにしましょう。
⑦2週間後2匹目を同じようにして投入しました。
⑧さらに1~2週間後に、水の状態を見て、残りの3匹をお引越しさせようと思います。
まとめ
金魚は餌の量でどんどん大きくなっていくので、今後は、引っ越しを機に、少な目にして成長を見守っていこうかと思います。
とりあえず、水槽立ち上げから2週間半が経ち、白濁りもせず、引っ越した2匹も元気にしているのでよかったです。