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食中毒

カンピロバクターで食中毒!鳥刺し、冷凍も要注意!要抗生剤!

投稿日:2019年9月26日 更新日:

 先日、白鷗大学の岡田晴恵教授「学校感染症」に関する講義を受けてきました。

たくさんの感染症について教えていただきました。

岡田教授は、感染例を話し巧みに楽しく説明して下さり、あっという間の6時間でした。

岡田教授は、NHKラジオ第一・NHKFM 「らじるの時間・室井滋の感染症劇場」の脚本・監修をされていて、感染症のプロフェッショナルです。

たくさん教えていただいた感染症の中でも、特に「カンピロバクター」に関する食中毒の話が印象的でした。

誰にでも起こりえる食中毒ですが、「カンピロバクター」に関しては予防が可能であるにも関わらず、「ノロウィルス」と食中毒の原因第1位を競っている細菌です。

今回は、「カンピロバクター」に関する食中毒についてまとめました。

  

カンピロバクターとは

 ノロウイルスとカンピロバクターによる食中毒はとても多いのですが、どちらも、食品と一緒に摂取する菌の数が少量でも食中毒になると言う特徴があります。

高熱、乾燥に弱く短時間で死滅します。

でも、冷蔵庫・冷凍庫での保存では、死滅しませんので、要注意です。

十分に、お肉を芯まで焼くということが大切になります。

「カンピロバクター」は、牛や豚、鳥、ペットの消化管に分布している細菌です。

特に、鶏肉から感染することが多く、ペットなどからもうつることもあります。

食事に使われる肉は、牛・豚・鶏が主流です。

どの動物にもカンピロバクターがついている可能性は高いのですが、なぜ鶏肉からの感染が多いのでしょうか?

豚肉や牛肉は切り分けられ、スライスされたものが販売されています。

それに対して、鶏肉は皮つきのまま塊で売られています。

実は、特にこの皮の部分にカンピロバクターが残っていることがあるのです!!

そして、加熱が不十分な場合に人に感染してしまいます。

カンピロバクターの付いた食品からの感染の他、カンピロバクターに感染した動物を触り、カンピロバクターが手に付着し、その手で食べ物を食べると感染してしまいます。

 カンピロバクターは、牛や豚などに感染していても無症状であることもあり、気か付きにくいそうです。

感染した動物の排せつ物にもカンピロバクターはついています。

特に牧場などでは、牛などが芝生の上におしっこし、そのうえで寝転ぶことなんてよくあることです。

ということは、動物の体に、カンピロバクターが付着している可能性があると言うことです。

子どもは、

牛さん触りたーい!

となでなでしますよね(汗)。

その手をよく洗わずに、食品を食べてしまったら・・・・。

カンピロバクターを体内に入れてしまうことに繋がる可能性があると言うことです。

なので、動物園のふれあい広場などで、

「動物に触れた後はよく手を洗いましょう」

という表示を見たことがあると思います。

これは、「カンピロバクター」を含め、細菌感染を防ぐためなのです。

動物を触った後は、丁寧に手を洗いましょう!

カンピロバクター感染予防

カンピロバクターは、乾燥にとても弱く、通常の加熱調理で死滅することが知られています。

私も、めちゃくちゃ大好きな・・・

「鳥刺し」「鳥わさ」

居酒屋さんなどでは、生、もしくは表面をあぶっただけの鶏肉を提供していますが・・・

実は生食は危険なのです!

そういえば、

牛の「レバ刺し」が、2012年に法律によって提供を禁止されてしまったのは、ショックでしたが・・・。

なぜ禁止になったかというと、O-157が原因だった記憶だと思います。

レバ刺しが禁止になったことで、カンピロバクターによる食中毒の減少にもつながったと言われています。

生のお肉を食べるときには、それなりのリスクがあると承知しないといけませんね!

肉の生食以外にも、肉の処理段階で、まな板や包丁、手などを介して感染することもあります。

なので、生の肉を切った後の調理用具はよく洗い、消毒する必要があります。

食器洗い洗剤で洗うほか、熱湯消毒が必要です。

今回講義してくださった岡田教授は、調理器具にカンピロバクターを付けないよう、切れた鶏肉しか買わないそうです。

まな板に鶏肉を絶対に乗せないと言うことは、まな板や包丁からの感染を防ぐことにつながるので、徹底しているそうです。

カンピロバクターの流行時期

カンピロバクターは5月から7月前後、10月前後に流行るそうです。

特に、野外でバーベキューをする際には十分注意しましょう。

バーベキューをするなら、お肉の芯までしっかり焼く!

これに限ります!!

特に10月ごろの胃腸炎は、ノロウィルスなどの感染性胃腸炎と間違いやすいので要注意です。

ノロウィルス等の感染性胃腸炎は、抗生物質が効きません。

しかし、カンピロバクターは細菌なので、抗生物質を投与しなければいけません!

症状が似ているだけに、誤診もあり得ますので、カンピロバクターの感染の恐れがある場合は、必ず受診し、症状や経緯を伝えましょう。

カンピロバクターの潜伏期間と症状

通常2日程度ですが・・・。

遅い場合は7日後に発症することもあると言うので、やっかいです。

鶏肉がうまく焼けていないものを食べて発症したのに、7日後ではなかなか原因に気が付かない場合が多いそうです。

症状は、頭痛、腹痛、嘔吐、下痢などです。

下痢では、血便になる場合もあります。

カンピロバクターによるギラン・バレー症候群は重症化しやすいと言われていますので、免疫が低い子どもや老人は特に要注意です。

ギランバレー症候群とは・・・

急速に腕や脚の筋力が低下し、歩行障害などを引き起こす病気です。

まとめ

 

①鶏肉の加熱不足に注意し、芯までしっかり焼きましょう。

②生の鶏肉を扱った調理器具は、洗剤のほかに熱湯消毒をしましょう。

③生や半生などの鳥刺しなどを食べないようしましょう。

(カンピロバクターは目に見えませんので、お店でも確実に感染しないとは言えません。)

④生肉は専用の箸やトングを使い、その調理器具で野菜やそのまま口にするようなことはしないようにしましょう。

⑤生肉とその他の食材は、別の皿に乗せるようにしましょう。

⑥鶏肉を触った手は、他の物を触る前にすぐに洗いましょう。

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