卵かけご飯好きですか?
ホカホカのご飯に、生卵と醤油をかけ、さらさらっと食べるのが一般的でしょうか。
卵かけご飯用の醤油も売っているくらいですから、人気飯の一つですよね!
また、すき焼きにも生卵は欠かせないと言う方も多いのではないでしょうか?
その他にも、釜揚げうどん。
牛丼のトッピング。
こんなに大活躍の生卵ですが・・・・。
外国の人からしてみるとその姿は・・・・。
「オーマイガーーーー!!!」
「何てことしてるの!!」
「日本人~~~~大丈夫?!!」
と感じる方が多いのはご存知でしょうか?
じつは、生卵を積極的に食べているのは日本人くらいなのです。
今回は、そんな「生卵」についてまとめました。
日本と海外の生卵の違い
なぜ、外国の人たちは、生卵を食べる日本人の姿を見て、
「オーマイガーーー!」
と思ってしまうのでしょうか?
海外では、生卵は「サルモネラ菌のついた危険な食べ物」とされ、加熱せず食べるのは殆どありません。
「ん?!」
「生卵を食べる日本人の胃袋って最強ってこと?!」
なぜ、日本人が生卵をよく食べているのに、平気なのでしょうか?
産みたての生卵には、産む際に鶏の腸管を通るため「サルモネラ菌」が付着しています。
このまま、
「産みたては新鮮!」
と喜んで食べてしまうと、サルモネラ菌によって食中毒になる可能性は高くなります。
「むむむ・・・」
「子供のころに、学校の鶏の産みたての卵をもらって、新鮮だと喜んで卵かけごはんした記憶が・・・」
なんて記憶がよみがえりますが、実は、食中毒になる危険性がある行為だったのです。
店舗で売られている卵はどうかと言いますと・・・
実は日本では、卵の出荷前に消毒液を含む温水や紫外線などを使って、消毒殺菌しているのです。
だから、日本で売られている賞味期限内の卵は安心して生で食べることができるのです。
海外の卵はどうなのでしょうか?
日本で行うような消毒が行われていないので、生で食べるのは食中毒になってしまうので危険とされています。
アメリカでは、レストランで生卵を使った料理を出すことは、州によっては禁止されています。
しかし、海外にも、マヨネーズやアイスクリームなど生卵を使用した食品はあります。
こうした食品用に、「滅菌済卵」が売られています。
この卵なら、卵かけご飯を食べることができます。
でも、文化的に生卵は危険として育てられているので、滅菌済卵を卵かけご飯にして食べるかたはほぼほぼいないでしょう。
また、殺菌の仕方も国によっては違うかと思いますので、外国へ行った際には、生卵を食べない方のが良いと思います。
サルモネラ菌とは・・・
それでは、サルモネラ菌はどんな菌なのでしょうか?
・無症状で長期間保菌する人もいます。
・サルモネラ菌は乾燥状態でも数週間、水中では数か月間生存が可能な強い菌です。
・毒素による食中毒ではなく、サルモネラ菌が口に入り消火器で増殖することで発症します。
卵は、スーパーなどのお店では常温で売られていることが多いです。
それは、卵の殻の結露によって、卵の殻に残ったサルモネラ菌が増殖するのを防ぐためですが、家庭では、冷蔵庫での保管が推奨されています。
吐き気、腹痛、38℃前後の発熱、下痢など
生卵を食するための賞味期限は?
賞味期限は、産卵から2週間前後です。
これは生食の「賞味期限」です。
賞味期限を過ぎても、加熱調理すれば食べることが可能です。
冷蔵庫で保管していれば、2か月間くらいは加熱すれば食べることができます。
2か月持つとはいえ、卵の状態は保管の方法によっても変わってきますので、なるべく早く食べることと黄身と白身の状態を見てから加熱して食べるようにしましょう。
割ってしまった卵はすぐに調理しましょう。
ひびが入った卵は、そこから細菌が侵入するので、すぐに調理するか、思い切って破棄しましょう。
まとめ
日本の卵は、賞味期限内であれば生で食べることのできる安全な食品です。
また、お手頃なお値段で販売されることが多いので、冷蔵庫に常備されているご家庭が多いと思います。
食べきれない・・・
賞味期限から結構な日数が経ってしまった・・・
など、捨ててしまった経験がある方もいらっしゃるかと思います。
実は、鶏が卵を1つ産むのに23~26時間くらいかかるそうです。
そう考えると、1つ1つ大切に食べてあげたいですね!
こんばんは、ブログランキングから訪問しました。
私も、卵大好きで、卵かけご飯美味しいですよね。我が家では卵は、欠かせません。
記事参考になります。写真も綺麗で素敵なブログですね。
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yukkoさん、コメントありがとうございます!
卵かけご飯、美味しいですよね!
卵は、簡単に調理でき、いろいろな料理で大活躍です。
日本では安全な卵ですが、海外では違うことを知っていただきたくて書きました。
食中毒は、怖いです。