朝晩寒くなってきましたね・・・。
我が家の猫も、布団に潜り込んでくるようになりました。
秋がもうすぐ終わり、冬が近づいてきましたね。
毎年10月23または24日から、日本古来からある暦の表現で「霜降(そうこう)」の時期に入ります。
「しもふり」と読みたくなってしまいますが・・・。
文字通り、霜が降りるという意味です。
日本では、この時期に東北地方などで霜が降りるようになります。
今回は、「霜降(そうこう)」と聞きなれない言葉と感じる方もいらっしゃると思いますので、まとめてみました。
霜降(そうこう)とは?
日本古来からある暦の表現で、10月23または24日から始まり、11月7または8日までの期間を表します。
2020年の霜降は10月23日からです!
2019年の霜降は10月24日~11月8日でした。
稀にスタートが10月22日の時もありますが、ほぼほぼ10月23または24日から始まります。
17世紀からの霜降の日にちを調べてみましたが、22日は稀にあるだけで、23日か24日となっていました!!
凄いですよね!
こんなに長い間変わらず同じ日に続いていることに驚きです!
今後、霜降のスタートは2027年までは10月23日、10月24日のどちらかで、2028年から10月23日が2063年まで続きます!
日本古来からある暦の表現ではありますが、元は中国で生まれた「二十四節気(にゅじゅうしせっき)」の一つです。
二十四節気!?
あまり聞きなれない言葉ですね!
でも、皆様、実は知っていることが多いのですよ~!
二十四節気とは?
1年を太陽の動きに合わせて 24の気に分けたものです。
夏・・・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑
秋・・・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降
冬・・・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒
見覚え、聞き覚えのある言葉がちらほらあると思います。
霜降って、あ~、立春とかと同じ立場の言葉なのね~
ということがわかりますね!
霜降は、秋の最後の季節ということですね。
秋が深まり、紅葉が素敵な時期ですし、秋鮭や柿などおいしいものがたくさんある時期です。
我が家も昨日、秋鮭のアルミホイル焼きを食べましたが、とってもおいしかったですよ~。
そして、朝露が冷気に冷やされて、霜が降りる時期です。
寒暖差が激しくなりますので、体調管理をしっかりしていきたい時期でもあります。
霜降の候
この時期のお手紙やかしこまったメール等の冒頭に使えるのが「霜降の候(そうこうのこう)」です。
霜降の候、寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
など、「霜が降りる時期になり」「秋が深まり」という意味合いで使うことができます。
また、「霜降」は秋の季語としても使えますので、俳句を作る際にも大活躍です。
まとめ
寒さも感じ始める季節の変わり目となる、霜降。
今日からスタートです!
紅や旬の食べ物を楽しめるよい時期でもありますが、体調を崩しやすい時期でもありますので、気を付けましょう!