先日、6歳の娘が初めて手足口病を発症しました。
周りに手足口病を発症した方がいなかったので、最初は娘の発疹が手足口病だとは思いませんでした。
夏から秋にかけて、保育園や幼稚園で流行る「手足口病」ですが、実際どんな感じで経過していく感染症なのか知らない方も多いと思います。
どのくらいの期間で治るのかも知りたいですよね。
人それぞれ違いはあると思いますが、娘の手足口病の症状の経過を写真を含めてまとめましたので、ご参考になればと思います。
手足口病とは
手のひら・足の裏・口の中に発疹ができる感染症です。
1週間から10日程度で自然に治ると言われています。
出席停止は、特に設けられていません。
熱がなくて、元気なら登校可能とされています。
コクサッキーウイルスA16型、エンテロウイルス71型など
原因ウイルスは他にもあり、どのようなウイルスに感染したかで、引き起こされやすい合併症などは異なります。
子どもが発症しやすい感染症ですが、大人も発症する可能性はあります。
稀に重い合併症が生じることがあります!
下記の症状など気になることがありましたら、すぐに受診しましょう!
・嘔吐
・頭痛
・高熱
・腹痛
・だるさが続く
●病院での診察
診察で発疹の症状を目で確認することで診断されます。
痛いことはされませんので、安心して受診してください。
ウイルスの種類を検査することは、しないことが多いです。
症状が悪かった場合はするかもしれません。
●治療
手足口病を治す治療薬は存在しません。
娘は、塗り薬のみいただきました。
●爪脱落
原因ウイルスの種類によっては、発症後1か月前後で爪が剥がれる場合があるそうです。
でも、すぐに新しい爪が生えてくるそうです。
手足口病経過報告
それでは、6歳の娘がどんな感じで手足口病を発症し、どんな経過をたどったのかをお伝えします。
①1日目:発疹ができる
娘が朝起きると、足のくるぶし辺りにぶつぶつがあると訴えてきました。
発疹は、その一か所のみで、他にはありませんでした。
若干痒みはあるようですが、我慢できないくらい痒いものではないそうです。
蚊に刺された感じではなく、連続で発疹ができていたので、毛虫のようなものに刺されたのかと思いました。
その日は、かゆみ止めを塗って、発疹が隠れるくらいの大きな絆創膏を貼って幼稚園へ行きました。
②4日目:発熱と口内炎
この日まで発疹は、足のくるぶし辺りのみでした。
しかも、日に日に発疹が小さくなっていたので、病院へは行っていませんでした。
娘は普段昼寝を全くしないのに、この日は昼寝をしていたので、異変を感じ、熱を測ると微熱でした。
そして、夜に唇が痛いと言うので見てみると、口内炎が!
発疹の数は少ないのですが、足と口だったので、手足口病かも!?と疑いました。
③5日目:病院へ行く
朝になっても微熱があったのと、手足口病の可能性がありそうだったので、受診しました。
やはり「手足口病」との診断でした。
飲み薬はないとのことで、発疹用の塗り薬を出していただきました。
④6~8日目:幼稚園欠席・たくさんの発疹
微熱が続いていたので、欠席しました。
微熱なので、本人は元気です。
この3日間で、手や足の甲、お尻に発疹がたくさんできてしまいました。
画像では見にくいのですが、右手首にも発疹は広がっています。
でも、塗り薬を塗ると発疹は次の日には結構小さくなりました。
舌にも炎症ができ、それがかなり痛いようで、食事があまりとれなくなりました。
舌の左右の端が赤くなっていました。
⑤9日目:登園
発疹は、ほとんどなくなりましたが、よく目ればうっすらとある感じはあります。
舌の炎症もだいぶ良くはなっていますが、若干食事の時に痛みがあるようなので、給食前に早退することにしました。
⑥11日目:完治
手足口病の予防
①手洗い・うがいを丁寧に行う
感染者の鼻水や唾液、便から排出されるウイルスが、経口・飛沫(くしゃみ等)・接触などにより感染します。
どこからウイルスが自分の手等に付着しているかわかりませんので、特に食事の前には必ず手洗い、うがいをしましょう。
②手足口病を発症している人が身近にいたら、箸やタオルを共有しない
まとめ
思った以上に長かったです。
熱が出ない子もいるそうですが、娘の場合は熱が出た後に発疹がたくさん出ました。
でも、塗り薬を塗っていれば、すぐに発疹はよくなります。
そして、発疹を痒がったり、痛がったりすることは殆どありませんでした。
手足口病に関する飲み薬がないと言うことで、いつ治るの・・・と不安になりますが、合併症の症状がないようでしたら、時間の経過を待っていれば治ります。