先日、友人とランチをしていた時のこと。
注文したランチセットの一つに、「白滝」を使用した一品が添えられていました。
すると友人が
「白滝と糸こんにゃくって何が違うんだろうね~」
と一言。
その時に
「確かに!」
と思う一方、何年も生きてきたのに、そんな疑問を一度も持ったことのない自分にも驚きました(汗)。
まだ友人は語ります。
「その他にも、ビーフンや春雨、フォー、マロニーも仲間なのかな」
と。
どれも食べたことがあるのに、違いを知らないで食べていたことに気づかされました!
皆さんはご存知ですか?
今回は、「白滝」「糸こんにゃく」「ビーフン」「春雨」「フォー」「マロニー」について違いを含めてまとめました!
白滝と糸こんにゃく
友人の予想は、糸こんにゃくはこんにゃくという名前がついているから、「こんにゃく芋」が原料。
白滝は、食感はこんにゃくに似ているけど、実は、「こんにゃく芋」ではないのでは?とのこと。
私も、その推理に乗りましたが・・・・。
実は・・・・。
白滝と糸こんにゃく、どちらも「こんにゃく芋」なんです!
現在では、どちらも作り方は一緒なのですが、昔は作り方の違いがあったようです。
白滝は、こんにゃくが固まる前にところてんのように、細い穴から押し出して作りました。
↑ところてん
糸こんにゃくは、板のこんにゃくを細く切って作りました。
色は、黒でも白でも同じ扱いです。
現在は同じ製法で作られている両者ですが、関東では「白滝」、関西では「糸こんにゃく」と言うことが多いようです。
ちなみに、同じ製法とは「白滝」の作り方で「糸こんにゃく」も作っているそうですよ。
春雨
豆・イモ類(じゃがいも、サツマイモ)のデンプンから作られています。
デンプンを水と練り合わせ、細く伸ばしたものです。
スープやマーボー春雨、春雨サラダなどで食べますね!
ビーフン
うるち米のデンプンから作られています。
米粉を水と練り合わせ、細く伸ばしたものです。
焼きビーフン、美味しいですよね!
フォー
フォーといえば、ベトナムのラーメンのようなものが思い浮かびますね。
こちらは、なんとビーフンと同じうるち米のデンプンから作られています。
ビーフンとの違いは、フォーは平打ち麺というところです。
太さの違いなんですね!
あと、ビーフンは中国、台湾、フォーはベトナムで、原産地が違います。
マロニー
ジャガイモのデンプンとトウモロコシから作ったコーンスターチを混ぜ合わせて作られています。
買った時は白いのに、鍋に入れると透明になってツルツルモチモチで美味しいですよね!
原産地は、日本ですよ~。
まとめ
原料で違いを探ると、
「白滝」と「糸こんにゃく」は、こんにゃく芋。
「ビーフン」と「フォー」は、米粉。
「春雨」は、豆・イモ類(じゃがいも、サツマイモ)のデンプン。
「マロニー」は、ジャガイモのデンプンとトウモロコシから作ったコーンスターチ。
ということでした!
違いを知って食べれば、なおさら美味しく感じそうですね!