だるまを購入する人は、何か願いや目標のある人だと思います。
受験や試合、就職、家庭円満、健康などいろいろですね。
まず購入してお家に帰るとだるまに目入れをします。
いざ書こうとすると、
あれ!?
左右どちらの目を書こうか?
ペンで書いていいのかな?
など、急に心配になります。
今回は、だるまの目入れや置き場所など基本的なことをまとめました。
だるまの目入れ
だるまの目を入れることを「開眼」と言います。
心の目の開眼させると言う意味もあります。
願い事や目標への思いを込めて目を書いていきますので、それに対する心の目が開眼することになります。
そして、魂を入れることにもなります。
左右どちらに目を入れたらよいのか・・・
多くの地域では、だるまにとって左目(正面から見ると右目)から開眼するのが基本です。
しかし、最初に右目(正面から見ると左目)から開眼する、最初から両目を開眼するという地域もあります。
昔はだるまの目に魔除け力があるとされて、最初から両目開眼させていたそうです。
選挙では、右から開眼させることが多いようです。
ということで・・・
目入れの決まりはありませんので、お気に入りの方法で開眼させるとよいと思います。
ペンで開眼させてもよいのか・・・
こちらも、何で書いたらベストという決まりはありません。
願いを込めて開眼させることに意義があります。
だるまの置き場所
開眼の仕方の次に悩むのが、だるまの置く場所だと思います。
神棚、床の間、箪笥の上などに置く方が多いと思います。
神棚、床の間、箪笥なんて無いよ(汗)!!
という方もいますよね。
大丈夫です。
置く場所の決まりはありません。
でも・・・。
だるまを置く場所はしっかりと掃除をし、きれいにしてあげましょう!
だるまは縁起物ですので、南か東の方角に顔が向くように置くとよいですね!
そして、普段の生活でよく目にする場所がよいと思います。
だるまを見るたびに、願いに対する気持ちが高まり努力ができますので!
だるまが願いを叶えるために力を発揮するのではなく、だるまを見るたびに願いに対する思いが強まり努力をし、本人が力を発揮するものですものね!
置いた後も、だるまが埃をかぶらないように、こまめに掃除をしてあげたいものです。
まとめ
・だるまの目入れは、筆でもペンでもよい。
・だるまを置く場所は決まりはないが、きれいに掃除した場所に置く。
普段の生活でよく目にする場所がよい。
方角は、だるまの顔が南か東に向いているとなおよい。
だるまは、お守りと同じで、年の終わりか年度末に役目(ご利益)が終わると言われています。
片目しか開眼していない場合、願いや目標が叶っても叶わなくても、年の終わりか年度末には両目を開眼させましょう。
叶った人は、感謝の気持ちを込めて残りの目を開眼させましょう。
叶わなかった人は、達成できなかった反省と自分に喝を入れたり反省したりしながら残りの目を開眼させましょう。
そして、次の新しいだるまを迎えたときに、気持ち新たに開眼させましょう!
忘れてはいけないのは、だるまが願いを叶えるために力を発揮するのではなく、だるまを見るたびに願いに対する思いが強まり、本人が努力をし、本人が力を発揮するものですね!