豆苗は簡単に調理ができ、栄養価も高いので、我が家ではよく食卓に並びます。
こんなことを小耳に挟んだことがあります。
「切った豆苗の残った豆と根っこの部分を育てれば、すぐに育ってまた食べることができるよ」と。
そうとは聞いていても、今までは捨ててしまっていました・・・。
このことはずっと気にしていたので、今回は、子どもの希望もあり、育ててみることにしました。
育ててみると驚くことばかりでした!
こんなに簡単に育てることができるのなら、これからも育てていこうと思います!
今回は、スーパーで買った豆苗を食べた後、残った部分を育てるコツや豆苗の栄養などをまとめました。
切った後の豆苗を育てる方法とコツ
①スーパーなどで豆苗を買ってくる。
緑色の濃い、元気そうなものを選びましょう!
スーパーで買ってきた豆苗は、清潔な工場内で育てられているので、生でも安心して食べることができます。
私は、豆苗サラダが大好きです!
食べやすい大きさに切って、好きな野菜やツナやハムなどと合わせて、子も似のドレッシングをかけて食べます。
子どもも喜んで食べますよ!
家庭で育てたものは、水を使いますし、雑菌がつく可能性もありますから、火を使って調理をした方がいいかと思いますので、買いたては是非ともサラダをおすすめします~。
②スーパーで買ってきた豆苗を切る!
切る場所が大切!
脇芽の上を切りましょう!
この画像の赤丸がついている部分に注目してください。
小さな葉がちょろちょろあるのが見えると思います。
これが、豆苗の脇芽です!
この脇芽から次の食べる部分が育ちます。
なので、この脇芽の上部分を切り取り、食べましょう。
脇芽の部分が育てる方に残るようにしてくださいね!
③容器の水位に気を付けて豆苗を育てよう!(一日目)
種に水がかからない水位にしましょう!
水は毎日取り換えましょう!
日当たりのよい室内に置きましょう!
容器は、タッパーでもお皿でもペットボトルを切って利用してもいいですね!
深い容器だと、風通しが悪くなり、雑菌の繁殖やカビの原因になりますので、気を付けましょう!
豆にかかるくらいの水位だと、豆にカビが生える可能性があるので要注意です。
豆苗の発芽する適温が18~23度くらいなので、寒すぎ暑すぎも厳禁です。
かといって、日の当たらない場所で育てると、元気のないひょろひょろした豆苗になってしまいますので、日光は大切です。
私は、直射日光の当たらない明るい窓際で育てましたが、よーく育ちましたよ!
私の場合、水は朝晩一回ずつ交換しました。
④何日かかる?水耕栽培2日目
よく見たら、ちょろっと芽が出てきました。
気長に待つしかないのかなぁと思ったのですが・・・。
⑤何日かかる?水耕栽培3日目
一気に芽が伸び始めました!!
驚きです!
⑥何日かかる?水耕栽培4日目
目に見てわかるくらい、ぐいぐい成長して面白いです!!
⑦何日かかる?水耕栽培5日目
だいぶ芽が伸びてきましたが、なんだか窓の方に吸い寄せられている様子・・・。
これってひまわりのように太陽の方を向くのかも!?
と思い、実験開始。
向きを変えてみました。
この実験をすっかり忘れ、2時間経過・・・。
おおおおー!
太陽の方向いている!!!
子供も大歓声!
いい勉強になりました~。
⑧何日かかる?水耕栽培6日目
こんなに立派に育ちました。
スーパーの商品と変わりないくらいになりました。
明日食べようと決心!
⑨何日かかる?水耕栽培7日目
何とも、スーパーの商品よりも大きく育ちました!
火を通して美味しくいただきました!!
まだ、脇芽があったので、脇芽を残して切り、2回カットした豆苗を再度育てることにしました。
何回まで育てることができるの?
この写真は、左:1回カットした後に育てた豆苗、右:2回カットした後に育てた豆苗です。
左右どちらも、同じ日にカットし、6日後の写真です。
左の豆苗は、買った時と同じくらいの大きさまで育ちました。
右の豆苗は、茎が細く、背丈もあまり伸びませんでした。
2回カットした後は、あまり育たないことがわかりました。
卵焼きの具にするなど、ちょっとした時に使える量です。
2回カットして育てるのが、ぎりぎりですね・・・。
気温や環境でも失敗することもあるよ
育てている豆苗が、下記のような状態でしたら、栽培を中止し、新しい豆苗で再チャレンジしましょう!
・変な匂いがする
・ネバネバしている
・カビが生えている
特に気温が高い夏場は、水の交換する回数を増やして清潔にしてあげることが大切です。
豆苗の栄養
豆苗とは「エンドウ豆」の若い芽のことです。
豆苗は栄養価の高い野菜だし、調理が簡単なのでおすすめの食材です!
・βカロテン
ほうれん草よりも多く含まれています。
体内でビタミンAに変化し、髪の毛や視力、皮膚、喉、肺などに良いと言われています。
・ビタミンB群
新陳代謝の働きを助けてくれます。
・ビタミンK
カルシウムを骨に定着させたり、血を固める成分を作るのに役立ちます。
・葉酸
正常な細胞の増殖を助けます。
まとめ
豆苗の栽培は、簡単だし1週間で育つので、食育を兼ねてやってみてはいかがでしょうか。
生長が早いので、楽しいですよ!
フォルムもおしゃれなので、容器をおしゃれなものにすればインテリアにもいいです!
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