5才の娘が急に「将棋セットが欲しい!」って言い出しました。将棋の存在を教えたことは今までなかったので、「なんで急に?」と思いましたが、藤井聡太さんがテレビで将棋をしている姿を見て、やりたくなったそうです。
私も子供の頃に将棋をやっており、ルールを知っていたので、頭を使いながら遊べるのでいいし、長く遊べるしで、即購入しました。
将棋は駒の動かし方が難しいので、駒に動かし方が書いてある「くもん スタディ将棋」を購入しました。
子供は、あっという間に、駒の動きや戦略を考えるようになりますよ!
将棋とは?
将棋は、2人のプレイヤーが1対1で、勝ち負けを競うゲームです。
自分が1つの駒を動かしたら、次は相手が1つの駒を動かすというように順番に駒を動かし、駒を取ったり、取られたりしながら遊びます。
将棋は、相手の王様を取れば勝ちになるゲームです。実際は、どうやっても王様がとられてしまう事がわかったところで、ゲームは終了します。
将棋の道具(将棋セットを買えば、全部ついてくると思います)
・駒
8種類あって、それぞれ動き方が違います。自分の駒が20枚、相手の駒が20枚で、合計40枚の駒を使います。
8種類の動きなので、子供は結構すぐに覚えます。私の場合は、子供と対局しながら教えていきました。
・盤
縦9つ×横9つ、81のマス目が描いてあります。
・駒台
摂った駒を置いておく台です。それぞれの人の右わきに置いて使います。
将棋の効果
将棋の推測したり、手を動かしたりすることなど、将棋をするにあったって脳や指を使うことが認知症の予防につながると耳にしたことがあると思います。
まず、将棋をするにあたって、どんな効果があるかが気になると思いますので、見ていきましょう。
・集中力
頭をフル回転させて考えなければならないし、限られた時間で答えを出すので、集中力が身に付きます。「勝ちたい」という気持ちが集中力を高めるのでしょう。
・判断力
「今の自分の状況が有利なのか、不利なのか」「相手の弱い所はどこなのか」などいろいろ考えるので、判断力が養われます。
・右脳、左脳、前頭葉を鍛える
頭の中で盤面の駒を動かした状態を想像し、図形としての認識をする時に右脳が鍛えられます。
何手か先まで読み、最善手を考える時に、左脳が鍛えられます。
アイデア、直感などにかかわる前頭葉も鍛えられます。
・相手側に立って考える力
「相手の戦略は何か?」「こうやって自分が駒を指したら、相手はどう来るだろうか?」などと相手の側に立って物事を考えることが多いので、相手を考える力が身に付きます。
・我慢強さ
相手の手を待ったり、相手が思うように指してくれなかったりなど、「待つ」ことが多いので、我慢強さが身に付きます。
・礼儀・作法が身に付く
駒を並べ終わり対局を始める時は、「よろしくお願いします」とお辞儀をして始めます。
そして、負けてしまったら「負けました」と言わなければなりません。「負けました」は、なかなか子供には言えませんよね。負けたとたん泣く子のほうが多いと思います。うちの子も、負けると泣きます。
でも、繰り返しやっていくと泣き方が変わっていきます。そして、「負けました」と言えた時には、自分の「負け」を事実として受け入れるごまかさない事実認識の経験ができることでしょう。
対局後はお互いに「ありがとうございました」と一礼します。
お家でも、将棋をやる際に礼儀作法を取り入れてやってみると、いいですね。
他にも、将棋をやって身に付く効果はいろいろとあると思います。
子供におすすめ! くもん スタディ将棋
駒の動かし方が駒自体に書いてあるので初心者でも動きが分かりやすく、片付けも子供だけででき、とてもよい商品だと思います。
5才の娘は将棋が初めてでしたが、1回目の対局で駒の動き方やルールを教えながらやれば、2回目の対局である程度一人でできました。
今では、いっちょ前ながら、戦略をブツブツ言いながらやっています。
駒の動きは8種類なので、駒自体に描いていなくても、子供は早く覚えるかとも感じますが、初めての対局で親子ストレスなしで、対局できるのは、やはり駒に動きか描いてあるからかと思いました。
もし、子供が将棋にのめり込んできたのなら、駒に動きが書いていないタイプのを買ってあげればいいのかなと思っています。
また、解説書がとても丁寧にわかりやすく書かれており、もしご両親が将棋の経験なくても、親子で将棋デビューできるのではないかと思うくらい、わかりやすい解説書でした。
解説書には、基本的な将棋のルールから、実戦例、やさしい詰め将棋など、わかりやすく説明されています。
セット内容
将棋盤1枚、駒40枚、駒台(ケース)、解説書
サイズ
盤:たて35.7cm×よこ33.6cm×高さ3.2cm(開いたとき)
まとめ
5才の娘を見ていると、将棋は「ああしたらこうなる」など考えながらできて、楽しいようです。
親子で貴重な時間が過ごせるので、興味があるようでしたら、是非とも将棋を取り入れてみてくださいね。
親子で脳活!