家族の命を守るためや避難所で過ごす事があるかもと考えると
「防災グッズをそろえないと!」
と思うのですが、実際何が必要なのか、あると便利なのかを前もって考えておかないと、準備できません。
かといって、市販で売られている防災セットを購入して安心してしまい、実際に入っているグッズが、自分にとって役立つものなのか確認するのを忘れることもあります。
そうすると、いざ使うぞという時に足りなかったり、役に立たないものが入っていたりすることも有ります。
カセットコンロや発電機の他、備蓄品も3日分は必要ですが、今回は、急な災害の時にさっと持ち出して避難できるように、防災グッズを非常持ち出し用としてリュックにまとめましたので、リストをご紹介しようと思います。
非常持ち出し用リュックの持ち物リスト
ヘルメットは玄関に置いてあります。
あれやこれやと詰め込んでしまうのですが、今回は自分なりの最小限で我慢しました。
・飲料水(500mlペットボトル数本)
一時避難用なので、持ち運びに困らない程度で入れておくとよいです。
・非常食
保存期間が長く、火を通さなくても食べられる食品があると、いざという時に役立ちます。ようかん、リッツの缶タイプのもの、水を灌いだらご飯になるもの、温めなくてもすぐに食べられるレトルトカレーなど、入れました。
・紙皿、割りばし・折りたたみコップ・折りたたみ水筒
いざという時にあると便利です。
避難所などでもらいに行っても、長蛇の列かもしれません。
ただでさえ、疲れ果てていると思いますので、自分で持っていると安心です。
・ラップ
紙皿にラップを巻いて繰り返し使ったり、止血用に使用したりできます。
・医薬品
消毒薬、絆創膏、三角巾などの怪我の手当て用、その他個人的に必要な薬は用意しておるくと安心です。
・衣類
避難時に雨に濡れたり、汚れたりする可能性があるので、最低でもTシャツ、下着は用意しましょう。
私は、100均で使い捨て紙パンツが売っていたので、そちらも何枚か入れました。
・軍手・厚めのビニル手袋
防寒にも作業にも役立ちます。
・簡易サンダル
100均のサンダルは、軽くてコンパクトです。
布のスリッパよりは、いざ外でも使用したいという時にも使えるので、こちらにしました。
・タオル・ウェットティッシュ
必需品です。
衛生的にも、怪我の手当ての時にも使えるなど、多様性があります。
・介護用の体拭きウェットティッシュ
アルコールが入っていないウェットティッシュも、デリケートな部分の汚れ等に活躍します。
・レインコート
雨の時はもちろんのこと、防寒にも役立ちます。
・懐中電灯・携帯ラジオ
手回しラジオライト(懐中電灯、ラジオ、充電器が合体しているもの)を入れました。
手回し充電型を選びました。
・ヘッドライト
両手が空くので、子連れでの避難や安全のために良いです。
・現金
小銭を含め、用意しておくと安心です。
※10円玉
被災地では、みどりの公衆電話は、緊急ボタンを押す他、10円玉を入れると通話できます。
通話後10円は戻ってきます。
被害者用伝言ダイヤルを使う際に、活躍します。(デジタルの公衆電話は、受話器を上げるだけで使用可能です。)
・ローソク・ライター
停電時の夜間の明かりになります。
・アルミブランケット
コンパクトにまとまり軽いし、羽織ると温かいので、防災リュックに入れておくと安心です。
・ビニルシート
外での避難の際にあると便利です。
・ビニル袋・レジ袋
ゴミをまとめたり、汚れものや持ち物などを仕分けしたりできます。ジップロックがあると、防水したい物(スマホなど)を入れるのに役立ちます。
・はさみ
携帯用のコンパクトタイプを購入しました。はさみは、何かとあると便利です。
・油性マジック
メモやメッセージを残すなど、あると便利です。
・粘着テープ
持ち物の修復やメモに使えます。
・カイロ
軽いしコンパクトですので、何枚か入れておくと、寒い日に役立ちます。
・マスク
防塵、防寒に役立ちます。
・簡易トイレ
仮設トイレが設置されるまで、困らないように用意しました。
また、簡易トイレを使用する際に、目隠しするポンチョが売っていたので、こちらを購入しました。
・生理用品
下着が洗濯できないときにも使えますし、環境の変化で急に生理が来てしまうかもしれませんので、女性の方はあると安心です。
・エアー枕
使う時に空気を入れればいいので、コンパクトで軽かったので、入れてみました。
・身分証明書
コピーをとって非常用持ち出し袋に入れておくと安心です。
災害時には、通帳がなくても身分証明書で現金を引き出せる事があります。
・写真
家族とはぐれてしまったり、別々の場所で被災したりすることがあるので、家族の写真があると人探しの際に役立ちます。
【防災グッズ】非常持ち出し用リュックの置き場所とその他の準備
防災グッズを詰めた非常持ち出し用リュックは、災害時にすぐに持ち出せるように、玄関に隣接している備蓄庫に置きました。
すぐに持ち出せないと、逃げ遅れることがありますので、保管場所は重要です。
ご自身の行動範囲を考え、いち早く持ち出せる場所を考えて置きましょう。
夜中や寝ている時に災害が発生し、停電になった場合でも困らぬよう、寝床、お風呂場、よくいる部屋など何か所かに懐中電灯を置いておくと安心です。
ホイッスルも懐中電灯同様、何か所かに置いておくと、身動きできないような状態になった時に助けを求めることができるので安心です。
親戚に、庭にソーラータイプの明かりを何か所か飾っていて、実際、夜に停電だった時に、部屋の明かりとして重宝したと聞いたので、我が家は、たくさんのソーラーライトを野外に設置しています。
まとめ
私なりの非常用持ち出しリュックの持ち物リストでした。
これから準備される方は、私のリストからいらないものを削ったり、足したりして、自分に合ったセットを作ってみてください。
非常用持ち出しリュックは重さも重要ですので、中身を詰めたら実際に背負って確認してみるといいですね。
また、家族皆が保管場所を知っておくようにしたいものです。
備えあれば患いなし!