梅雨の時期の湿気による髪の毛の広がりやうねり、どうにかしたいですよね(汗)。
また、エアコンを使っていると髪の毛が乾燥してパサつく時もあります。
どちらも「キューティクルの傷み」が原因です。
キューティクルが傷んでいなければ、このような悩みは起きません。
実は、キューティクルが傷む原因の1つは「洗髪」です。
毎日のことなので、何気なく髪を洗っていると思いますが、キューティクルを傷める洗い方をしていることが多いです。
正しい洗髪方法に替えれば、かなり改善されますよ!
今回は、キューティクルを傷めない洗髪をするための注意点についてまとめました。
キューティクルが傷む原因
髪の毛の表面にあるキューティクルはうろこ状になっていて、濡れたり乾燥したりすると傷がつきやすくなります。
キューティクルの傷から、髪内部の成分や水分などが出てしまいます。
なので、「パサパサ」「うねり」「乾燥」「広がり」を防ぐには、キューティクルを傷めないことが大切になります。
キューティクルは濡れると開くので傷みやすいです。
なので、毎日行う洗髪は十分気を付けなくてはなりません。
キューティクルを傷めない洗髪の手順
①髪の毛をとかす
くしでやさしくブラッシングをし、絡まった髪の毛をほぐしたり汚れを落としたりしましょう。
絡まったまま洗髪するとキューティクルが傷みやすいし、汚れが付いている分洗髪に時間がかかります。
洗髪前にブラッシングして、少しでも短い時間で洗髪することが大切です。
洗髪前のブラッシング必須です!
でも、摩擦が起きるような雑なブラッシングは逆効果ですので、気を付けましょう。
②お湯で髪の毛と頭皮の汚れを流す
頭皮と髪の毛全体をシャワーで濡らし、爪を立てずに指の腹を使い頭皮を中心にやさしくもみ洗いをします。
2~3分が目安です。
この時には、髪の毛が擦れるようにゴシゴシはしないでください。
髪の毛同士がこすれあい、開いたキューティクルが傷んでしまいます。
また、洗髪用のブラシは使わないでください。
頭皮に負担をかけないよう、40℃以下のお湯が好ましいです。
③泡立てたシャンプーで洗う
シャンプーをそのまま髪に付けて、洗いながら泡立てていくのは、NGです。
やってしまっている人、多いのではないでしょうか?
シャンプーを泡立てないで洗髪すると、髪の毛がかなりこすれてしまい、キューティクルにとても傷がついてしまいます。
必ず「泡立てたシャンプー」で、爪を立てずに指の腹を使い頭皮を中心にやさしくもみ洗いをしましょう。
洗顔を泡立てるネットなどを使うと簡単に泡立ちます。
この時も、髪の毛が擦れるようにゴシゴシはしないでください。
髪の毛はシャンプーの泡をなじませるだけで、十分汚れは落ちます。
また、洗髪用のブラシは使わないでください。
洗浄効果の強いシャンプーも髪の毛に負担がありますので、気を付けましょう。
④泡が残らないよう、丁寧に洗い流す
洗い残しがあると、頭皮のトラブルに繋がりますので、丁寧に洗い流しましょう。
⑤トリートメントやコンディショナーをつける
トリートメントやコンディショナーが頭皮に残ってしまうと、トラブルの原因に繋がります。
頭皮に付ける必要はありませんので、髪の毛の方にやさしくこすらないようにして付けましょう。
最後は、しっかりとゆすぎましょう。
しっかりとゆすがないと、頭皮のトラブルに繋がります。
⑥タオルドライ
まだキューティクルが開いたままなので、ゴシゴシこするのはNGです。
髪の毛がこすれないように、やさしく押さえながら水分を吸収するイメージでタオルドライしましょう。
また、髪の毛に負担がかからぬよう、タオルドライはなるべく短時間で済ませましょう。
⑦ドライヤーで乾かす
まだキューティクルが開いていますので、ブラッシングはNGです。
また、濡れたまま寝てしまうのも、こすれてキューティクルを傷めてしまうのでNGです。
そして、自然乾燥もキューティクルが髪の毛同士の摩擦により傷ついてしまうのでNGです。
なので、ドライヤーで乾かしましょう!
しかし、ドライヤーも正しく使わないと、キューティクルを傷めてしまいます。
髪の毛に近づけすぎないで、一箇所に集中してあてないように、ドライヤーをフリフリしながら乾かしていきましょう。
キューティクルは熱でも傷んでしまうので気を付けましょう。
乾いたら、やさしくブラッシングして、完了!
まとめ
たかが洗髪、されど洗髪。
毎日のことですので、正しい洗髪方法で、髪の悩みを解決していきましょう!
頭皮が油っぽいからと、2度洗いしたり、1日に何度も洗髪したりするのは逆効果です。
皮脂が奪われた分、さらに皮脂を出そうとするので、油っぽいのは改善されません。
また、キューティクルが傷み剥がれてしまうと、もう元には戻りません。
正しい洗髪方法を1ヶ月続ければ、かなり改善されるかと思います!
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