とうもろこしの旬は7~9月です。
旬のとうもろこしは甘くってジューシーで美味しいですよね!
米と小麦に合わせて世界3大穀物と言われているだけあって、栄養価の高い食品です。
そこで心配なのが、
調理法によって栄養価が下がってしまうのではないか
ということだと思います。
せっかくなら栄養をしっかり摂りたいですよね!
今回は、とうもろこしの栄養を損ねない調理法についてまとめました。
とうもろこしの栄養と効果
とうもろこしには様々な栄養素が含まれていますが、その中でも豊富に含まれている栄養を取り上げました。
・ビタミンB1・・・目の疲れをやわらげる
・葉酸・・・細胞の生産や再生を助ける
・ナイアシン・・・心の不調を防ぐ
・食物繊維・・・腸内環境を改善する
・マグネシウム・・・血栓を作りにくくする
・カリウム・・・体内の余分な水分を排出する
・銅・・・赤血球を作るのを助ける
・モリブデン・・・糖質や脂質の代謝を助ける
※それぞれの栄養素には他にもいろいろな効果があります。
上記の栄養はほんの一部で、とうもろこしには様々な栄養素が含まれています。
とうもろこし最強です!
しかし、このような栄養素の中には水に溶けやすい成分があるので、調理法を考えないといけません。
とうもろこしの栄養を十分に摂取する調理法
調理法の他に重要なことがあります。
それは、手に入れたらすぐに食べるということです。
日か経てば経つほど、栄養価が下がっていきます。
何日か食べることができないのなら、すぐに冷凍です。
なので、まずは手に入れたら食べるか冷凍かですね!
それでは、おすすめの順番に調理法を紹介します!
レンジでチン
調理法ですが、多くの方が声をあげておすすめしているのはレンジです。
水を使わないので栄養が逃げることもなく、美味しくいただくことができます。
とうもろこしの最後の皮をむかずにつけたまま、レンジ500Wで3~5分です。
皮が付いていないはラップをしましょう。
簡単ですね!
レンジだと水を使わないので、栄養素が水に溶けてしまうと言う心配はありません。
しかし、レンジだと栄養価を損なう可能性があるということを耳にしたことがある方は、レンジでの調理法を避けたいと思うかもしれません。
レンジで失われる栄養素についてよくわかっていないので、心配だと言う人には蒸したり焼いたり炊き込みご飯にしたりすることをおすすめします。
蒸し器で蒸す
とうもろこしの最後の皮をむかずにつけたまま、蒸し器に入れ、4~5分蒸せば完成です。
皮が付いていない場合は、そのままで大丈夫です。
竹で出来ている蒸し器よりは、鍋タイプの蒸し器の方がにおいが移らずに美味しいです。
他にも温野菜やシュウマイなど手軽に作れるので、蒸し器は重宝しますよ!
|
フライパンで焼く
皮をむいたとうもろこしを油を敷いて熱したフライパン中火で蓋をして2分くらい焼き、焦げ目が付いたら裏返して反対側も2分くらい焼きます。
お好みで、最後にバターを入れて全体を転がしながら焼き、しょうゆをかけます。
美味しいですよ~。
とうもろこしご飯やスープにする
水に溶けだした栄養もまるごと食べることができますね!
ここでのポイントは、胚芽です!
写真で丸が付いている部分です。
胚芽部分に豊富に栄養が含まれているので、芯が入るくらい深めに実を取るように包丁を入れたり、手でほぐし取りましょう!
茹でる
茹でたい!という場合は、沸騰したお湯に入れて3~5分の短時間で茹で上げましょう!
長く茹でてしまうと、栄養がどんどん水に溶けだしてしまいます。
まとめ
とうもろこしの栄養素の中には水に溶けだしてしまうと言うことを頭に入れて調理しましょう。
また、とうもろこしはカロリーが高めなので、とうもろこしは1本以内にしましょう!
缶詰のコーンは食塩無添加の商品を汁ごと調理に利用するといいですね!