幼稚園や小学校でのじゃがいもの収穫時期が秋が多いので、秋に収穫する野菜だと感じてしまいますが、実は、2月下旬に植えて6月中に収穫をすることができます。
そして、秋に収穫できるように栽培するよりも、初夏に収穫できるように栽培した方が、初心者に向いています。
そして、プランター栽培、袋栽培が可能です!
じゃがいもを育てるには「種芋」が必要です。
初春に植えて栽培するのであれば、12月下旬から店頭に出始めますよ!
楽天では、11月現在すでに春種芋の予約販売が始まっています。
美味しいじゃがいもを育ててみませんか?
1個の種芋から10個くらいのじゃがいもを収穫できますよ!
知育にもいいですね!
今回は、じゃがいものプランター栽培で必要なもの、種芋の選び方、失敗しないコツなどをまとめました。
じゃがいも栽培に必要なもの
・種芋
・野菜用培養土(pH5.0~5.5)
・プランター(深さ40cm以上)
・鉢底石
・シャベル
・化成肥料
※培養土のpHは、袋に記載されていますので、確認して購入しましょう。
pHが合わないと、生育が悪くなったり、病気になったりしてしまいます。
種芋の選び方
初心者に向いている品種は「男爵イモ」と「メークイン」です。
かといって、普段スーパーで料理のために購入しているじゃがいもは栽培に向いていません。
なぜかと言うと、ウイルスの処理がされていないため、感染症にかかり栽培がうまくいかないことが多いのです。
食用のじゃがいもに比べ、栽培用に販売されている「種芋」は、病気に強い栽培専用のじゃがいもとして作られおり、検査に合格したものです。
種芋は栽培専用なので、食べることはできません。
まずは、種芋を使うことがじゃがいも栽培の成功のポイントになります。
それでは、どんな種芋がいいのか見ていきましょう!
①表皮にしわがないもの
じゃがいもの表皮にしわがあるものは、じゃがいもが弱っている状況です。
ハリがある元気な種芋を選びましょう。
②芽がまんべんなく全体に出ているもの
芽が一か所に集中しているものは、茎がそこからしか伸びません。
たくさん収穫するためには、種芋の表面にまんべんなく芽が出ているものを選びましょう、
③種芋の大きさ
大きい種芋は、カットして植えます。
でも、切ると腐敗しやすくなるリスクがあります。
初心者は、切らずに使える60g程度の大きさの種芋を選ぶと、切らずにそのまま植えることができるのでおすすめです。
プランターのサイズ
たくさんのじゃがいもを収穫するために、深さが40cm以上の深型のプランターにしましょう!
土の量が、収穫量を左右します!
横幅が40cmに1個の種芋です。
横幅が80cmあるプランターなら、種芋2個です。
プランターを購入するのならば、使用後に畳んでしまえる栽培袋は、おすすめですよ。
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培養土の袋でも栽培できます。(袋の底に10か所くらい穴を空けて使う)
鉢底石は使いません。
培養土の袋栽培の場合は15~20Lで種芋1個が良いでしょう。
日当たり
日当たりも収穫量を左右させます。
じゃがいも栽培を成功させるためには、日当たり重視です!
日当たりが良ければ良いほど、収穫量アップが期待できます!!
ベランダでもお庭でも、1番日当たりの良い場所で栽培しましょう!!
水やり
すくすく育てるために水やりは毎日したくなりますが、水やり少な目が成功のポイントです。
なぜかと言うと、水をやりすぎると種芋が腐ってしまうからです。
なので、雨が続く時には、雨に当たらないところに移動させることも必要になります。
水やりのタイミングは、土の表面だけではなく、中も乾いているようだったら水やりしましょう。
水やりは、葉が水分不足で垂れ下がってからで大丈夫です!
水やり、いつも忘れて植物を枯らしちゃう・・・という人には向いていそうですね~。
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まとめ
・培養土はpH5.0~5.5のものを選ぶ
・種芋は切らなくて済む大きさを選ぶ
・土がたっぷり入るプランターを選ぶ
・日当たりがいい場所に置く
・水やりは控えめ
これで、準備バッチリです!
上記をクリアーすれば、初心者でも8割がた成功すると思いますよ!!