全高5mのココスヤシを庭に植えてから6年が経ちました。
我が家の地域は、冬に1~2度軽く雪が降るようなところです。
毎年、冬に何もせずにそのままにしていましたが、元気に育っていました。
しかし、今年になり、ココスヤシの幹に苔が生えるようになりました(汗)。
購入先の店長に相談したところ、幹の表面が凍傷にかかったことが原因のようです。
幹を触るとボロボロと幹の表面が崩れ落ちるくらいもろくなっているところもあります。
特に生育には問題はないそうなので安心していますが・・・。
今年は寒い冬になると言われているので、防寒対策に「こも巻き」をすることにしました。
今回は、ココスヤシのこも巻きについてまとめました。
こも巻きとは
こも巻きをする理由は二つあります。
①害虫予防
松の木が腹巻のように藁を巻いている風景を見たことがあると思います。
その藁の部分に毛虫や害虫を住み着かせることで、幹の害虫被害を回避するためです。
②防寒対策
寒さに弱い植物を、藁や麻で植物を巻き、寒さが直接当たらないようにするためです。
ココスヤシのこも巻きは②の理由でします。
ココスヤシのこも巻きする時期
霜が降りてくる時期にこも巻きをしましょう!
早く巻きすぎると蒸れてしまい、幹を傷めてしまいますので気を付けてください。
ココスヤシのこも巻きですが、幹と葉すべてに藁を巻く方もいれば、葉のみの方もいます。
雪がたくさん降るようでしたら、葉もこも巻きした方がいいです。
我が家の場合、凍傷により幹の外皮が剥がれ落ちていたり、弱っていたりするので、健康なココスヤシよりは幹に寒さが直接当たってしまいます。
なので、今回は幹のみをこも巻きしようと思います。
凍傷にかかってからでは遅いので、雪が若干でも降る地域の方は幹のこも巻きをおすすめします。
ココスヤシのこも巻き方法
①わら菰と縄の準備
私は、Amazonで購入しました。
ホームセンターでも購入できます。
わら菰105cm×180cmの2枚組を購入しましたが、ちょうどよかったです。
最初は、麻布を巻き、その上から藁を巻こうと思っていました。
しかし、蒸れてしまうのも木には良くないので、今回は藁のみでこも巻きすることにしました。
縄は太さが3mmのシュロ縄を使いました。
②わら菰の下に折り目を付ける(1枚)
幹のみを防寒しても、根元や根っこを寒さで枯らしてしまったら、全体に影響が出てしまいます。
こも巻きは、根元や根っこの部分も保護できるようにしましょう!
そのために、折り目を付けておくと、巻きやすいです。
③わら菰を幹に巻く
折った部分を根元に合わせて巻きます。
その上から2枚目を巻きます。
巻き終わったら、縄で縛ります。
完成です!
まとめ
ココスヤシ購入時は、こも巻きなどする必要はない地域と言われていたので、何も冬に対策をしていませんでした。
しかし、ココスヤシの外皮が凍傷にかかってしまったことで、こも巻きを念のためにしておく方が安心だと思いました。
その年によって、気温が違うので・・・。
ココスヤシを庭に植えている方は、我が子のように大切にしていることと思います。
冬は幹のみでもこも巻きをしておくことをおすすめします。
ココスヤシについていろいろ書いています!
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