納豆の値段が安かったので、とりあえず買っておいたけど、気が付いたら賞味期限が過ぎていた・・・
なんてことはよくあると思います。
そんな時、
納豆って発酵食品だし、保存食って聞いたことあるし、賞味期限切れても食べれるような気がする・・・
って思いますよね。
でも、実際はどうなのでしょうか?
今回は、納豆の賞味期限についてまとめました。
賞味期限切れ!いつまで食べることができるのか?
納豆は、蒸した大豆に納豆菌を振りかけ、発酵させた発酵食品です。
美味しく発酵させ完成した納豆が、商品として販売されています。
この販売されている納豆は、10度以下で保管することで「発酵」を遅らせているので、美味しく食べられるように保っています。
なので、10度以上の温度で保管してしまうと、発酵が進んでしまい、美味しい状態で食べることができなくなってしまいます。
それでは、10度以下なら長い間保存することができるのでしょうか?
10度以下でも納豆菌は生きているので、納豆はどんどん変化していきます。
賞味期限が過ぎて数日経つと、白い粒が納豆の表面に出てきます。
写真のように、納豆の表面が白くなってきます。
これは「アミノ酸の結晶」で、発酵が進んでいることで現れます。
健康に被害を及ぼすものではないので、食べることができますが、風味や食感が悪くなります。
噛むとシャリシャリします。
賞味期限内でも、保存状態が悪いと、アミノ酸の結晶ができてしまいます。
更に発酵が進むと、「アンモニア臭」がしてきます。
なんとなくアンモニア臭がするな・・・
くらいだったら、食べることができますが、味はかなり落ちます。
強烈なアンモニア臭がする!!
と感じた場合はアウトです!!
食べるのをやめましょう!!
この時点で発酵ではなく、腐敗が始まります。
今度は水っぽい感じになります。
そして、糸が引かなくなります。
絶対に食べるのはやめましょう!!!
賞味期限切れ納豆が食べれる目安
②少しアンモニア臭がする
③とてもアンモニア臭がする
④水っぽい
⑤糸が引かない
②までは、味が落ちますが、食べることができます。
③以降は、腐敗が始まっていますので、食べないでください!
保管の状態によって日数の違いが出ますが、冷蔵保存の場合、賞味期限が切れて1週間が限度でしょう。
賞味期限切れから1ヶ月は、健康被害を及ぼす可能性が高いので、食べるのはやめましょう。
でも・・・「保存食」なんじゃなかったの?
と思いますが、実はそれは勘違いで情報が流れているだけで、本当は納豆は保存食ではないのです。
納豆を冷凍する
納豆は冷凍することができますから、食べきれない時には冷凍保存しましょう。
冷凍した納豆を食べる時は、レンジは使わず自然解凍が良いです。
冷凍納豆の保存目安は1ヶ月です。
まとめ
美味しい納豆を食べたいのであれば、是非とも賞味期限内で食べましょう!!
賞味期限内に食べることができなかったのであれば、賞味期限から1週間以内に食べましょう!
でも、保存状態で日持ちする日数が変わりますので、納豆を見たり臭いで判断したりして、食べる前に腐敗していないか確認してくださいね。
自分がしっかり冷蔵保存していても、販売者がしっかり保管していなかった場合もありますので、日数を気にするより、納豆の状態を見て判断するのが1番です!