カップラーメンは長持ちすると言うイメージはありませんか？
でも
気が付いたら賞味期限切れていた・・・
という経験はあるかと思います。
実は、カップラーメンは製造日から６ヶ月後が賞味期限になっていることが多いのです。
しかも、牛乳や卵のように賞味期限を確認して買うことが少ないので、購入時はすでに製造日から数か月経っている場合がありますよ！
今回はカップラーメンの賞味期限切れについてまとめました。
なぜカップラーメンに賞味期限があるのか
乾燥しているんだから、何年も保存することができるのではないか・・・と感じるカップラーメン。
でも、今のところ製造日から６ヶ月で賞味期限が切れるのがほとんどです。
なぜなのでしょうか？
各種カップラーメンによって理由は様々だと思いますが、
・安価が売りなので、パッケージの密閉性が低く、においが移ったり、湿気ったりする
・液体スープが長持ちしない
・粉末スープが湿気る
などの理由があります。
それでは、賞味期限が切れたらすぐに食べることができなくなるのでしょうか？
答えはNOです！
耳にしたことがあるかと思いますが「賞味期限」と「消費期限」の違いです。
カップラーメンは「賞味期限」が書かれています。
賞味期限と消費期限
知っている方も多いかと思いますが、違いをおさらいします。
消費期限は、傷みやすい食品に表示されていて、安全に食べることができる期限になります。
期限日までに食べきらなくてはいけません。
それに対し、賞味期限は、品質が変わらずに美味しく食べることができる期限です。
この期限が過ぎたらすぐに食べることができなるわけではなく、品質を確認し異常がなければ食べることができます。
だから悩むんですよね・・・・（汗）。
いつまで食べることができるのかと・・・。
気を付けないことは、どちらも未開封の場合の期限だと言うことです。
開封した場合は、期限に関係なく早めに食べましょう！
また、保管方法も大切で、カップラーメンの場合、直射日光を避けて、風通しの良い涼しい場所に保管した場合の賞味期限になりますので、気を付けましょう！
いつまで食べることができるのか？
カップラーメンとはいえ、パッケージの材質や麺に油を使用しているか、スープが粉末なのか液体なのか等違いがありますが、一般的に賞味期限切れから約３ヶ月までは食べることができると言われています。
賞味期限は、食べることができる期限のうちの７０％で決められていることが多いからです。
なので、賞味期限が過ぎても残り３０％の日数は食べることができると言えます。
計算を説明すると面倒くさいと思いますので省きますが、製造日から６ヶ月が賞味期限のカップラーメンは、賞味期限が切れて２ヶ月半～３ヶ月が食べることができる目安となります。
でも、これはあくまでも目安で、保存状態によって左右されますのでご注意を！
消費期限も書いてくれたらいいのに・・・
と思われるかもしれませんが、やはり美味しく食べてもらうために作られた商品ですから、賞味期限の他、消費期限まで記載してしまうと、多少味が落ちてもまあいっかと、本来の味で食べない人が出てきてしまうし、保存状態が悪くて体調を壊してしまう場合もあるからかもしれませんね。
賞味期限切れのカップラーメンを食べる前のチェックポイント！
賞味期限が切れても３ヶ月は食べることができるとはいえ、保存状態によっては賞味期限前から劣化している場合もあるので安心はできません。
賞味期限が過ぎたら、自己責任です！
まずはどんなところを確認して食べるとよいのか、見ていきましょう！
・カップラーメンのパッケージに穴が開いていないか
穴が開いていた場合、開封したのと同じですから、賞味期限関係なく劣化している可能性が高いです。
いつ穴が開いたかにもよりますが、わからないことが多いと思いますので、食べないことをおすすめします。
・湿気のある場所、高温になる場所、直射日光に当たる場所に置いていないか
一つでも当てはまっている場合は、劣化している可能性が高いです。
においや見た目などよく確認し、少しでも異常を感じたら、思い切って捨てましょう！
・においの強いものの近くに置いていないか
化粧品・防虫剤・殺虫剤・洗剤・芳香剤等の近くに置いておくと、においが移ってしまい、賞味期限に限らず、美味しく食べることができない場合がありますので気を付けましょう！
・パッケージが膨らんでいる
これは、アウトです！
腐敗したことでガスが発生しています！
中を見て、見た目が普通に感じても、捨てましょう！
・においが変、見た目が変
酸化、カビ、腐敗が原因です。
捨てましょう！！
まとめ
健康第一ですから、異常を感じたら思い切って捨てましょう。
また、少しでも長く食べることができるよう、牛乳や卵同様、賞味期限を確認して購入しましょう！
安売りしていると、ついつい買ってしまうカップラーメン。
賞味期限内に美味しく食べることができるよう、買いすぎ注意ですかね・・・（汗）。
