子供の耳垢掃除はどうしていますか?
耳垢は自然に耳の外に出るから、無理に取る必要はない
と耳鼻科で言われていましたが・・・。
耳垢が溜まってくると、ゴソゴソ音がしたり、かゆみが出たりで、子供も気になるようで「耳垢取って」と言ってくる時があります。
今までは一般的な耳かきを使っていましたが、うまく取れなかったり、痛がったりしてうまくいきませんでした。
しかし、ピンセットを使ったら、耳の皮膚に触れずに、ピンポイントで耳垢をつまみ取ることができ、快適!
そして、耳の皮膚に触れないことは、とても大切なことなんです!
今回は、子供の耳垢掃除についてまとめました。
耳垢とは
耳垢は、耳の中の古くなった皮膚が大部分です。
耳垢って、角質なんです。
普段口や体を動かしているので、耳垢自体も自然に動いて出てきます。
なので、耳垢が溜まって不快だと感じた場合以外は、掃除は必要ないのです。
耳垢掃除の注意点~耳垢栓塞・外耳炎~
耳垢掃除って結構難しいです。
取ろうと思っていた耳垢を逆に奥に押し込んでしまったり、なかなか取れなくて強く皮膚をこすってしまったり・・・(汗)。
よくあることだと思いますが、実は耳の病気を招く行為なのです!
耳垢掃除によって耳垢が奥に入ってしまい、耳垢栓塞(じこうせんそく)になってしまう場合があります。
耳垢が奥で固まってしまうことで、耳の穴が塞がってしまうのです。
この場合は、無理に取ろうとせずに、耳鼻咽喉科で診てもらいましょう!
また、子供の皮膚は柔らかいので、耳垢掃除中に皮膚を傷をつけてしまう場合が多く、外耳炎になってしまう場合もあります。
外耳炎は、耳の入口から鼓膜の間の皮膚の炎症です。
耳垢掃除や爪で触ることで皮膚が傷つき炎症が起きます。
外耳炎によって、かゆみや痛みが起き、更に耳を触ってしまい悪化させてしまうことがあるので、耳の異常を言ってきたら耳鼻咽喉科で診てもらいましょう!
ということで、耳垢掃除にはリスクが多いので、不快な時以外は、自然排出に任せましょう!
イヤホンにも要注意~外耳道真菌症~
ゲームをする際にイヤホンをする子は要注意です。
イヤホンで皮膚が傷ついたり、耳の中が蒸れてしまったりします。
そのことで、耳の中にカビが繁殖してしまい、外耳道真菌症(がいじどうしんきんしょう)になってしまう場合があります。
外耳道真菌症は、耳の入口から鼓膜の間の粘膜にカビが繁殖し、炎症を起こす病気です。
子供の場合は、イヤホンを30分使ったら、耳を休ませるようにし、長時間使わないようにしましょう!
また、イヤホンを掃除し、清潔にして使いましょう。
耳の異常があるようならば、耳鼻咽喉科で診てもらいましょう!
ということで、耳の入口から鼓膜の間の皮膚が傷つくことは、耳の病気を招きかねません。
でも、耳の中が不快な時は、どうしてもあります。
そんな時は、傷つけないように耳垢を取ることができる「ピンセット」がおすすめです。
耳かき用ピンセット
私は、「耳かき用ピンセット」を手に入れ、今までの耳かきの不憫さを解決してくれました!
子供も、耳掃除中の不快さを一切感じることはありません!
本当におすすめです。
できれば、LEDライト付きのピンセットがいいです!
耳の中が良く見えるので、ピンポイントで耳垢をつまみ取ることができます。
ステンレス製のピンセットを選びましょう。
錆びにくいので、使用後にアルコールで拭いて収納でき、衛生的です。
我が家で購入した「耳かき用ピンセット」はこちらです。
使いやすくて、私は快適に使用しています!
耳垢が皮膚に張り付いて取れない時は、無理に取ると皮膚を傷つけてしまうのでやめましょう。
お風呂の後だと、ふやけてよく取れますよ。
まとめ
一生使う大切な耳です。
不快な時以外は耳垢掃除は控え、異常を感じた時には自分で判断せずに耳鼻咽喉科で診てもらいましょう。