7月末に乳がん検診を受けました。
超音波検査(エコー)とマンモグラフィ検査をしました。
それから約1か月が経ち、結果が郵送で送られてきました!
封を開けて中を見てみると、
要精検
の文字が!!!
あらららら・・・
自覚症状全くなしですが、検査して悪いことはないと思い、手紙を受け取った次の日に再検査をしに行きました。
病院でエコーでひっかかった部位を見てもらうとやはり黒い影。
その影は、約1cmと言われました。
組織を取ってみないと、はっきりとはわからないということで、
乳腺組織検査(バイオプシー)
をすることになりました。
急で驚きましたが、原因不明で心配しながら生活するのは嫌だったので、即座に検査を受けることに決めました。
検査の方法は、超音波(エコー)診断装置で病変を確認して行う「針生検」です。
今まで、のほほんと生きていたので、
「バイオプシー」
とか
「針生検」
と言った言葉は初めてでした。
現在では12人に1人から15人に1人とも言われている「乳がん」です。
早期発見ならほぼ完治するともいわれています。
これから体験する方のご参考になればと、検査の内容をまとめました。
乳がん検診の結果「カテゴリー3」と書かれて要精検
まず気になったのが検査結果に「カテゴリー3」と書かれていたことです。
ちなみに、ひっかかったエコー画像がこちらです。
黒い丸いものがそうです。
これが9.5mmの大きさだとコメント欄に書かれています。
カテゴリー3分類は、「おそらく良性だが悪性の可能性も否定できない」というくくりだそうです。
「カテゴリー3」で再検査になる人の98%くらいは癌ではないそうです。
でも2%は・・・。
ということで、乳がんの可能性が0ではないので、検査が必要なんですね。
カテゴリーの数字が4、5と数が増えると乳がんの確率が高くなります。
また、状況はひとりひとり違うので、私は、超音波(エコー)診断装置で病変を確認して行う「針生検」でしたが、精密検査の種類は人によって異なりますので、ご参考程度に読んでいただければと思います。
針生検とは?
どんなことをする検査なのかをまとめました。
病変付近を局所麻酔後、「マンモグラフィ」か「エコー」で病変を確認しながら、4mmくらい切開します。
その後、切開した部分から直径約4mmくらいの専用の針をしこりに刺して組織を切り取ります。
私の場合は、「エコー」ガイドでの針生検でした。
組織診のことを生検と言います。
組織診は、調べる検査法です。
①注射針よりも太い針をしこりに刺して組織を採取する針生検
②針生検よりもさらに太い針を刺してより多くの組織を採取するマンモトーム生検
③外科的にメスで組織を採取する外科的生検
針生検やマンモトーム生検後、縫合は不要です。
検査後、10分くらい生検部位を押え止血後、傷口をテープで止めて終了です。
エコーの場合、検査開始から終了まで、約15~30分くらいでした。
マンモグラフィの場合、30分以上はかかるそうです。
検査後、翌日以降に痛みが消えないようなら、医師に確認するよう言われました。
マンモトーム生検体験談
まず、マンモトーム生検を受けるにあたって「承諾書」を提出します。
患者だけでなく、もう一人サインしないといけないので、
深刻な検査なのかな・・・
とちょっとドキッとしちゃいますね。
その際に受け取った検査の説明書がこちらです。
そしてあっという間に検査です。
まず、エコーのある部屋で患部を出し、ベッドに仰向けになります。
エコーで病変の位置を再確認します。
確認後、局所麻酔を打ちます。
麻酔はちょっとちくっとするくらいです。
歯医者でする麻酔くらいの痛さです。
その後すぐに
「切開します」
と言われました。
麻酔ってそんなにすぐ効くの!?
と恐れましたが、切開は全く痛くありませんでした。
麻酔ってすぐ効くんですね!
その後すぐにエコーの機械を当て場所を確定し、針生検の針を刺していきました。
生検の針を含め全体の見た目が、コント!?と思うくらいの大きな注射器なので、その見た目でまず凹みます。
私は、写真を撮りませんでしたが、「針生検」画像検索で器具の写真出ますよ。
これから検査を受ける方で、怖がりの方は画像は見ずに当日を迎えたほうが良いかもです。
エコーの画面を見ながら針を刺していくので、失敗は殆どないと思います。
エコーの画面が私の場所からもよく見えたのでずっと確認していましたが、病変に針が刺さっていくのが良く見えました。
私も自分の目で病変にに針が刺さったのを見ましたので、間違いなく組織は取れたと安心しました。
あんなに太い針が刺される~と恐れましたが、全く痛みなし。
そして「バチンバチン」と組織を取る大きな音がなりますので、これがまた恐怖を感じます。
どんな音か例えると・・・
定規で机を強めにたたいたくらいの音量はあります。
音的に恐怖感増しますが、全く痛みはありません。
もう一度念のため組織を取るとのことで、2回やりました。
痛みは全くありませんでした。
その後、10分くらい横になり、止血し帰宅しました。
止血後の傷はこんな感じです。
4~5mmくらいです。
私は自分で運転して帰りました。
気分的に疲れるので、可能であればだれかに付き添ってもらえると安心かもしれませんね。
費用は、診察料など込みで6470円でした!
マンモグラフィーでの針生検だともっとお高いようです。
麻酔が切れたら痛むのでは・・・
と家でドキドキしましたが、その晩も次の日も痛みはなく過ごすことができました。
翌日、傷口を見せに行き、問題なければ、結果を待つのみです。
検査の結果は1週間後ということで、その待つ時間がまたドキドキです。
なんだか太い針で怖いのですが、麻酔時以外全く痛みはないので、針生検をすることが決まった際には安心して受けていただければと思います。
追記
検査から1週間が経ち、検査の結果が出ました。
私の場合は、採取したものは乳腺組織であるという診断でした。
私のエコーの画像のように影ができていても、乳腺組織がこのように写ってしまうことは珍しいことではないそうです。
この場合病気ではないとされますので、特に薬や治療で治すなどはしません。
そして、この影がいずれ悪性のものに変わる例は、ほとんどないそうです。
しかし、影がある以上、経過を見ていかないということで、3か月後にエコー検査を受けることになっています。
まとめ
乳がん・・・
告知されるのは怖いです。
でも、知らないまま、どんどん進行してしまうことはもっと怖いです。
何か異変があったり、再検査等勧められたりした際には、医師に相談することを願います。
早期発見ならほぼ完治する病気なので、検査する勇気を!
追記
経過観察して1年半が経ちました。
エコーに映る黒い影がさらに大きくなってしまいました(汗)。
詳しくはこちらをどうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【ブログ】乳がん検診のエコーで乳腺線維腺腫疑い!経過観察は不安!
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