はちみつには殺菌作用があったり、腸活にも優れていたり、様々な健康効果があるとして注目されています。
しかし、はちみつは安いものから高いものまでいろいろと販売されています。
違いはあるのでしょうか?
実はかなり違いがあるんです!!
健康効果を狙って食べても、逆効果になってしまう場合もあります。
今回は、はちみつの健康効果と選び方についてまとめました。
はちみつの健康効果
はちみつには、ビタミン、ミネラル、アミノ酸、酵素などが豊富に含まれています。
栄養成分の数は150種類以上なので、総合栄養食とも言われています。
それでは、どんな効果があるのか見ていきましょう!
・疲労回復
砂糖と違って、はちみつの糖分は、消化器に負担をかけません。
エネルギーにすぐに変わるので、疲労回復に即効力があります。
昔から運動部の差し入れに「はちみつレモン」が名をあげるのは、こんな理由があるからなんですね!
・殺菌効果
はちみつに含まれるグルコン酸とグルコースオキシターゼという酵素の作用で、殺菌効果が高まります。
菌を殺菌してくれるだけではなく、菌の繁殖を抑える効果があります。
私も咳が止まらなくて困ったときに、はちみつを食べ続けたらあっけなく治った経験があります。
のどの痛みや口内炎にも効果がありますよ!
・美肌効果
はちみつに含まれるビタミンのほとんどが「活性型」のビタミンです。
活性型のビタミンは、少量で効果があります。
食べるだけではなく、はちみつをそのままパックとして使用すると、保湿効果があります。
・ダイエット効果
はちみつは、砂糖と比べて脂肪になりにくい糖質です。
なので、砂糖の代わりにはちみつを使うことでダイエット効果が高まります。
・免疫力アップ
はちみつに含まれるグルコン酸は、腸内の乳酸菌やビフィズス菌を増やしてくれます。
腸内が活性化されることで、免疫力がアップします。
多方面に効果があるはちみつを摂取したいものですね!
しかし!
どんなはちみつでもこの効果が得られるわけではないのです!!
はちみつ選びを間違えると糖分を摂取するのみになってしまう場合があります。
それでは、効果を得ることのできるはちみつ選びのポイントをまとめますね!
はちみつの選び方
はちみつには種類があり、栄養面でも左右されます。
はちみつのみで作られたもの
・精製はちみつ
はちみつ内のにおいや色を取り除いて、加工されたもの
・加糖はちみつ
はちみつに果糖ブドウ糖液を加えたもの
上記の3つにわけることができます。
さて、どのはちみつが栄養価が高いのでしょうか?
名前的にも「純粋はちみつ」が栄養価が高そう!って感じますよね。
その通りなのですが、「純粋はちみつ」と書いてある商品すべてが栄養価が高いのかというと、違うのです!
「純粋はちみつ」は、はちみつのみで作られているのには間違いないのですが、加熱処理されているものと、非加熱処理のもの2種類あります。
実は、はちみつに含まれている栄養成分は熱に弱いんです・・・。
はちみつに含まれる豊富な栄養成分は、45度以上の熱で壊れてしまいます。
なので、栄養価が高いはちみつは、「純粋はちみつ」であって、さらに「非加熱」のはちみつがベストだと言うことです。
精製はちみつも、加工の際に加熱していますので、栄養成分はほどんど残っていません。
加糖はちみつも同様です。
なので、はちみつで先ほど書いたような健康効果を得たい人は、「純粋はちみつ」で「非加熱」のはちみつを選びましょう!
かといって、パッケージに非加熱と記載されていませんので、判別が難しいです。
はちみつ専門店かネット販売がおすすめです。
|
しっかり「純粋はちみつ」で「非加熱」と記載しているものを選びましょう。
はちみつの選び方がわかったら次は食べ方です!
はちみつの健康効果が高まる食べ方
せっかく非加熱のはちみつを買ったのに、熱々のホットコーヒーに入れるなどすると、意味がありません。
ホットケーキも熱々の上にかけるのは、もったいないです。
45度以上の熱で効果がなくなってしまうことをお忘れなく!
・フルーツにかける
・ヨーグルトにかける
・チーズにかける
私は、ヨーグルトにおからパウダーとはちみつをかけて毎晩食べています。
おすすめです!
まとめ
非加熱の純粋はちみつには、多くの健康効果があります!
45度ではちみつの効果が薄れることを頭に入れ、摂取してくださいね!
はちみつは甘いので虫歯の心配があるかもしれませんが、はちみつには虫歯の原因菌の増殖を抑制する効果があるそうです。
でも、歯磨きは必須ですよ~。
糖尿病の方は、医者に相談してからはちみつを食事に取り入れるかどうかを決めましょう。
また、赤ちゃんには与えないでください。