ヒメアリ
暖かい季節になると、室内で蟻が大量発生することがあります。
室内に侵入してくる蟻は、2mmくらいの小さい蟻がほとんどです。
一見、小さい蟻だから無害に感じますが、食害だったり、噛まれたり、衣類に穴をあけたり、電化製品に侵入して壊してしまったりと様々な被害を及ぼします。
1番は、室内で蟻を見かけるだけで不快ですよね(汗)。
やはり駆除は必須です。
今回は、室内に蟻が大量発生する原因と駆除方法についてまとめました。
室内に蟻が大量発生する原因
室内に侵入する蟻は、茶色い「ヒメアリ」か黒い「ルリアリ」が多いと言われています。
でも専門家ではないから、蟻を見ても何の種類かわかりませんよね(汗)。
我が家は、いつも2~3mmくらいの黒い蟻が何度か発生しています。
これです。
どの種類の蟻だとしても、何らかの被害があるので、撃退しないといけません。
蟻が大量発生すると、原因を知りたくなると思います。
気持ちが悪いですものね・・・(涙)。
よくある侵入経路や原因
・サッシの隙間
・壁の穴
・荷物や自分にくっついてくる
もし、植木鉢が室内にあるのであれば、そこに住み着いている可能性が高いです。
購入した時から、植木鉢内に蟻がすでに住み着いている場合もあります。
寒い時期に室内に取り込んだ植木鉢に蟻が住み着いていて、大量繁殖してしまう場合もあります。
荷物などについてきた蟻や植え替えの時に侵入した蟻などが植木鉢内に巣を作り繁殖し、大量発生する可能性も高いです。
まず最初に植木鉢を疑いましょう!
植木鉢が一つもないのであれば、何らかの方法で侵入した蟻が壁紙の隙間や家具の隙間、畳の下などにに住み着くこともあるので要注意です。
また、蟻は特有の道しるべを残すので、それをたどって繰り返し侵入しますし、仲間が次々と現れます。
壁や床の穴を発見でき、そこから蟻が侵入していることがわかれば、その部分をふさいでしまえば解決することが多いので、蟻をよく見かける場所では壁や床に隙間や穴が無いか確認するのもいいでしょう。
そして、室内で見かけた蟻は、ほんの一部にすぎないものと思った方がいいです。
多くの蟻は巣の中で活動していますから、室内のどこかに大量に住み着いていることも多いので、被害にある前に駆除していきましょう
室内の蟻の駆除方法
さて、室内での蟻の大量発生の原因を知っても、蟻の巣を見つけ出したり、蟻の作った道しるべを目視することは難しいですよね(汗)。
でも、よく蟻を見かける場所はご存知だと思います。
そこに罠を仕掛けましょう!!
私のおすすめは、見かけた蟻に「巣ごと全滅させる殺虫剤」を持ち帰らせる方法です。
先ほども書いた通り、見かけた蟻はほんの一部にすぎないので、その蟻だけを撃退しても、次の蟻が現れるのでキリがありません。
巣ごと全滅させないと解決しません!
巣を見つけることできないのだから、見つけた蟻に全滅させるおいしい殺虫剤を巣に持ち帰ってもらいましょう。
我が家は、室内に観葉植物をたくさん置いているのと、冬に取り込む植木鉢があるので、室内に蟻がいる時はいつも植木鉢を疑います。
蟻が室内に発生した時は室内すべての植木鉢に「持ち帰らせて巣ごと全滅させる殺虫剤」を置いておくと、我が家の場合は2~3日でいなくなります。
いろいろな商品が販売されていますが、お好みで選んで大丈夫だと思います。
私もいろいろなメーカーのを試していますが、どれも効果抜群です。
ここで心配な人もいらっしゃると思います。
赤ちゃんやペットがいる場合です。
ちなみに、我が家は猫を2匹飼っていますが、この殺虫剤を植木鉢から見つけ出し遊んでしまうと言うことは今のところ1度もありません。
しかし、赤ちゃんやペットが手にしやすい場所に置きたい場合は考えものです。
「持ち帰らせて巣ごと全滅させる殺虫剤」が1番効果があるので、夜だけでも置き、ペットはその部屋に入れないようにするなど工夫ができればそれがいいと思います。
その場合は、活動時間帯に殺虫剤を隠すのを忘れないようにしなければなりません。
それも心配な場合は、巣までは撃退できませんが、多少駆除できる安全な方法があります。
赤ちゃんやペットにも安心な蟻の駆除方法
殺虫剤は抵抗がある場合の駆除方法です。
「持ち帰らせて巣ごと全滅させる殺虫剤」ほどではありませんが、効果のある方法です。
・重曹と砂糖
重曹に少量の砂糖を混ぜたものを、蟻が発生する場所に置いておきます。
人間や動物は舐めても問題ないけど、蟻を駆除することができます。
・木酢液、酢、洗剤、レモン、ハッカのスプレー
木酢液+水、酢+水、洗剤+水、レモンの絞り汁+水、のどれかをスプレーボトルに入れ、蟻に吹き付けたり、良く発生する場所を拭き掃除することで駆除することができます。
市販のハッカスプレーも同じ効果があります。
まとめ
面白いことに輪ゴムのにおいも蟻を寄せ付けません。
でも、赤ちゃんもペットも食べてしまったら危険ですので、気を付けなければなりません。
また、私は庭にも蟻の巣を撃退する殺虫剤を撒く時もあります。
これも結構効果があると思います。
上記の写真の蟻は白アリですから、大量発生した蟻がこの蟻に似ていたら早いうちに業者に見てもらうことをおすすめします。