我が家の全高6mのココスヤシの葉柄の隙間から、草が生えています。
よく見ると、なんとココスヤシの赤ちゃんでした!!!
昨年実がたくさんなったので、そのおこぼれした実から成長したようです。
今は9月。
植え替えする時期は、5~9月と言われているので、急いで鉢に植え替えしました!
思っていたより難航しましたが、無事に鉢に植え替えることができました。
今回は、ココスヤシの葉柄の隙間から発芽した苗を鉢に植え替える作業をまとめました。
ココスヤシの苗木の植え替え
植木鉢
観葉植物用の土
鉢底用の軽石
キリ
マイナスドライバー
枝切りばさみ
まず、キリで根をほぐしていきました。
なるべく根を残してあげた方が、苗のためなので丁寧にほぐしていきました。
結構、ぎっしり根付いていました。
ある程度ほぐした後に、苗を引っ張ってみましたが、びくともしません(汗)。
やさしく左右に揺さぶっていきました。
若干揺れるようになりましたが、まだまだ引っ張って抜ける状態になりませんでした。
手前の葉柄が邪魔していたので、ノコギリでカットしました。
その後も左右に揺さぶりましたが、根が傷みそうな気がしてやめました。
次に用意したのがマイナスドライバー。
苗の下に差し込み、ゆっくりテコの原理で、上へ持ち上げていきました。
ある程度抜けてはきたのですが、引っ張って取れる状態ではありません(汗)。
ここまでで30分以上経過・・・。
もうどうやっても根を傷めてしまいそうなので、抜けない根は枝切りばさみで切ることにしました。
結局残った根はこんな感じです。
思った以上に立派な苗で、全高110cmです!
以前に殆ど根がない状態から枯らさずに育てた方がいたので、このまま成長することを願うのみです。
植え替え後のココスヤシの苗木
成木のココスヤシは、-10度まで耐え、栄養価のない土でも育つ強靭さがあるのですが、苗木は実は成木に比べて強靭さはありません。
植え替え後は水をたっぷりとあげ、2~3週間は直射日光に当たらないようにする必要があります。
また、苗木の耐寒温度は0度なので、冬は室内に移動するとよいでしょう!
ココスヤシの株分け
今回、成木の葉柄の間に挟まって育った苗木を植え替えしましたが、株分けをしたわけではありません。
夏に実がなり、その実がたまたま葉柄の間に挟まって発芽し成長しただけです。
その発芽した苗木がたまたま2つ並んで成長したため、2株取れたのです。
ココスヤシは、株分けはすることができません。
種から育てるのみで、1つの種から1株育ちます。
1株を半分に割ることはできません。
発芽するのによい環境であれば、種を植えて1~2か月で発芽しますが、長い時には10か月くらいかかるともいわれています。
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まとめ
ココスヤシは、育てやすい植物です。
そして、南国チック満載!!
心を優雅にさせてくれますよ!
苗木は、成木に比べて寒さに弱いことを覚えておきましょう。