パキラは強い植物なので、ハイドロカルチャーが可能の植物です。
しかし、水の与えすぎや風通しの悪い場所で育てると、カビの原因になります。
カビは、気が付いた時に除いてあげないと、枯らしてしまう原因になり兼ねません。
先日、我が家のハイドロカルチャーで育てているパキラの幹に白カビが発生してしまったので、処置しました。
今回は、パキラに白カビが生える原因や対処法についてまとめました。
パキラの幹に白カビが発生する原因
我が家にはパキラが3株あり、それぞれ違う環境出育てています。
東の窓際に1株、西の窓際に1株、リビングの中央のテーブルに1株です。
どれもハイドロカルチャーです。
今回白カビの被害に遭ったのは、リビングの中央のテーブルにあるパキラです。
写真の幹の根元の白いふわふわした物が白カビです。
石についている白い粉のようなものは、水のミネラルが固まったものです。
ふわふわしていたらカビです。
このリビングのパキラは他の2株と比べると、風通しと日当たり、温度の違いがあります。
どの部屋も換気を毎日していますが、やはり窓際と部屋の中央では、風通しの違いが出てきます。
風通しが悪いと乾燥しにくくなり蒸れてしまうので、白カビが発生しやすくなります。
日当たりも、窓際と部屋の中央だと違いがあります。
白カビは紫外線を嫌うので、部屋の中央にあるパキラは過ごしやすい環境になってしまいました。
リビングは普段多くの時間を過ごす場所ので、寒い時には暖房を入れるなど、過ごしやすい環境にしてあります。
湿ったハイドロカルチャーに植え、温かい環境であると、蒸れて白カビが発生します。
我が家のパキラの白カビ発生の原因は、風通し、日当たり、温度にあったと思います。
その他にも、肥料の与えすぎ、水の与えすぎによる根腐れも白カビ発生の原因になりますので、気を付けましょう。
・風通しが悪い場所
・日当たりが悪い場所
・風通し、日当たりが悪いのに暖かい場所
・肥料の与えすぎ
・水の与えすぎ
パキラの原産地は乾燥している地域ですので、湿気が大敵です。
また、日当たりが良すぎるとハイドロカルチャーの場合、器内の温度が高くなりすぎてしまうので、カーテン越しくらいがちょうどいいです。
パキラを飾りたい場所が日当たりが悪い場合、日中に1度は日当たりの良い場所に移動するのも手です。
パキラの幹の白カビの対処法
白カビをそのまま放置してしまうと、どんどん繁殖してしまい、パキラを枯らしてしまいます。
まずは白カビを取り除きましょう!
①やさしくティッシュでふき取ります。
②殺菌できる薬剤を塗ります。
③風通しが良く、日当たりの良いカーテン越しで過ごさせます。
④水を与えず乾いた環境にします。
これで、白カビが再発しなければ完了です!
しかし・・・
今回の我が家のパキラは、早いうちに白カビに気が付いたので、あまり被害がなく済みました。
対処した時のパキラは、葉が元気で、幹をつかんでも固い状態でした。
葉はこんな感じです。
新芽が出て、艶があって元気です。
しかし、葉が枯れ、幹が柔らかくなっていた場合は、根腐れが進行し、状態が悪いので、この対処ではだめです。
この場合は根の状態を見て、黒く腐った根は排除しましょう。
また、柔らかくなってしまった幹は切り取り、残った硬い部分の幹を土に植え替え、芽吹くことを祈りましょう!
殺菌できる薬剤
今回白カビをふき取った際に、幹の皮が多少剥けてしまったので、殺菌できる薬剤を塗りました。
「トップジンMペースト」です。
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これは、病患部を削り取った後の傷口、剪定・整枝・環状はく皮時の切り口などに塗る薬剤です。
白カビをふき取った後、ティッシュに付けて塗りこみました。
この薬剤は、庭木にもよく使うので、我が家では常備しています。
今後も、白カビの被害に遭わないよう、定期的に薄めた木酢液をパキラ全体とハイドロカルチャーの石に霧吹きで吹きかけると安心です。
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まとめ
毎日1度は様子を見てあげて、早めの対処ができると枯らさずに済みます。
白カビを取り除いて対処をしたら、
・風通しが悪い場所
・日当たりが悪い場所
・風通し、日当たりが悪く暖かい場所
・肥料の与えすぎ
・水の与えすぎ
に注意して、育てていきましょう!
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