算数に苦手意識が出る単元はいくつかありますが、その中に立体があります。
立体が苦手と感じるお子さんが多いのが現状です。
それならば、早いうちから立体感覚を楽しく身に着けてほしい!!
そこで、ゲーム感覚で楽しみながら力を付けてくれそうな「天才ドリル」を購入しました。
ネーミングがいい!!
子供は「天才だ」と言われているように感じて、喜びます!
1年生が終了し、新2年生になる春休みにスタートしました。
この天才ドリルは、小学校全学年が対象なので、思い立った時に始めればいいのです。
今回は、新2年生を通して天才ドリルに取り組んでのレビューや効果をまとめました。
天才ドリル 立体図形が得意になる点描写 とは?
格子状の点と点を結んで、手本通りに図を描きます。
それだけです。
しかし!
その効果は抜群です。
2. 点と点を結ぶ作業により、運筆の練習ができる
3. 図の位置と形を一時的に記憶することで、短期記憶を訓練できる
4. 複雑な図形を正確に写すことで、単純な計算ミスや書き写しのミスを減らせる
などの効果が期待できます。
初級・中級・上級・天才レベルと難易度が4つに分かれています。
・点から点まで線をつなぐ
・点からはみ出さない
・点の上をしっかり通る
の縛りがありますので、正確に立体を書くことができるようになります。
点描写の難易度
初級・中級・上級・天才レベルと難易度が4つに分かれています。
初級12問、中級10問、上級10問、天才レベル10問です。
初級は、立方体を組み合わせたもので、やっていくうちに書くコツをつかむことができます。
幼児でも、じっくりタイプの子はできる難易度です。
中級は、三角柱、三角錐を中心に書いていきます。
点がない部分にも線を書くので、難易度が増します。
しかし、幼児でもできる子はできるのではないでしょうか。
上級は、直方体や立方体から、切り取った形を書いていきます。
例えば、立方体から三角錐を切り取った形などです。
難易度は増しますが、時間をかければ幼児でもできる子はできると思います。
天才レベルは、最初の方は、上記の写真のように見て書くので、できると思いますが、後半は結構難しいです。
中学入試レベルです。
上級までは、見本を見て同じものを書いてきたのですが、天才レベルは違います。
例えば、7個の立方体を組み合わせた立体の図形の見本を見て、自分の力で時計回りに90度回転させた図形を書くと言った、立体感覚が身についていないと書けない問題が出てきます。
上級までに得た立体感覚がどれだけ身についたのかを試すことができます。
これはその子の才能が入ってきますから、上級まで取り組むことができたのなら是非ともチャレンジしたい問題ですね!
低学年の子が天才ドリルをやったらどんな感じか
7才の娘が取り組んだ様子を書きます。
最初に、定規は使わない、点から点まで線をつなぐ、点からはみ出さない、点の上をしっかり通ることを説明し、即スタート!
「かかった時間を記録しよう!」と大きく書かれているので、娘はしょっぱなから「タイムを計りたい」と言い出しました。
2分で出来たら合格、1分で出来たら天才と書かれています。
自分が天才だと思っている娘は、自信満々張り切って始めました(笑)。
それにしても2分って結構短いんです。
点からはみ出さないようにフリーハンドで書くと、何気に時間がかかります。
しかも、立体を書くのが初めてとなるとなおさらです。
2分ちょっとかかりました。
「うわー!!!合格もできなかったーーー!!!」
と大泣き(汗)。
「初めてなんだから仕方ないよ」
と言っても耳に入らず、30分ほどしょんぼりしていました。
次に進んでも、画数が増えるので、当分は1分切ることは不可能。
とりあえず、初級2を何枚かコピーし、特訓することにしました。
回数を繰り返すことで早くはなりましたが、雑さも出てきました。
最高記録1分3秒が出たところで、タイムは測らずに丁寧に書くよう勧めてみました。
娘も納得。
タイムにこだわらずに丁寧に書くことで、立体の形にも目が向くようになりました。
そして、タイムを計らなくても短時間で正確に書く力が付いてきています。
低学年ならば、初級はタイムを計らずに丁寧に取り組んだ方がいいように感じます。
天才ドリルの効果
取り組んでみて1番に感じたのは、「集中力」です。
なるべく早く丁寧に書きたいと言う思いから、とてつもない集中力で取り組んでいます。
この集中力は、学校のテストや習い事のコンクールなど、様々な場面で発揮されることでしょう!!
次に感じたのは、間違えることでタイムロスしてしまうので、ミスをなくす「注意力」が発揮されているのを感じます。
注意力も生活や学習で間違いなく役立ちます!!
その他にも、短時間で書き終えたいと言う気持ちから、何度も見本を見るのはタイムロスになるから、短時間で見本を見て覚える「暗記力」もつきました。
続けていくにつれて、見本を見る回数が減っています。
そして間違いなく、「立体感覚」は育っていることでしょう!
全く立体を書いたことがないまま高学年になるのと低学年から立体を書くことに触れているのとでは、大きな違いが出ると思います。
立体を書く力は、算数だけではなく図工や理科でも役立ちます。
まとめ
天才ドリルをやってついたと感じる力は、
・集中力
・注意力
・暗記力
・立体感覚
・運筆力
です。
よく見て書くことは、授業でも大切なことです。
おすすめのドリルです。
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