駅近の土地を探していたのですが、JR線の普通電車と新幹線が通る線路沿いの公開前の土地を紹介してもらいました。
しかし、なかなか駅近の土地が空くような地域ではなかったので、即購入しないとすぐに売れてしまうので、短時間で考えないといけませんでした。
公開間近だったので、電車と新幹線の通過する音を確認し、担当者に家の構造で騒音は回避できるのか、地盤の状態などいろいろ聞いて、1日で購入を決めました。
そして、ここに住み始めて6年が経ちました。
今回は、線路沿いに戸建てを検討している方のために、騒音や揺れ、鉄粉などの被害は実際住んでみてどうなのかをお伝えしたいと思います。
人によって感じ方はちがいますから、あくまでも参考程度に読んでいただければと思います。
線路沿い住宅の騒音
我が家は、普通電車と新幹線の両方が通る駅から徒歩10分以内の線路沿いに住んでいます。
普通電車の線路とその上の高架線に新幹線が走る状態です。
この写真のような感じです。
※実際の自宅付近の写真ではなく、似ている画像を掲載しています。
線路すれすれに住宅があるのではなく、線路と住宅の間に道路があり、通過する電車と住宅の距離は、30~40mくらいはあるかと思います。
そんな場所に6年間住んでみて、騒音で悩むことは1度もありませんでした。
しかし、全く気にならないと言うわけではありません。
窓すべて閉めても、電車の音はします。
でも、テレビや会話が聞こえないと言う感じはなく、静かにしていると電車が通る音がするけど、何かしている時には特に気がつかない程度です。
しかし、窓を開けておくと、テレビの音は大きめにしないと聞き取りにくくなります。
驚いたのが、新幹線の音です。
ガタンゴトンという電車の音とは違い、空気の流れる音です。
こちらも気にならない程度なのですが、そんな音がするのは住んでみて初めて知りました。
1番の驚きは貨物列車です。
普通電車よりも音が響くのと、深夜にも走ることを考えていませんでした。
また、自宅の近くで停車する時があり、その時の音はとても大きいです。
初めの頃は、貨物列車の音で起きてしまう事もありましたが、今は慣れました。
貨物列車がどの程度通るのかは確認すべきだと思います。
また、月に1度くらいですが、線路の調整をするために深夜に作業車が来て、大きな音がします。
騒音についてまとめるとこんな感じです。
・窓を開けると、テレビが聞こえにくくなるほどの音がする
・貨物列車は音が響くし、深夜も走るので要注意
・月1くらいで深夜に線路調整の作業があり、大きな音がするときがある
線路沿い住宅の揺れや振動
電車の振動は全くありません。
貨物列車は、若干振動します。
新幹線が通ると空気の流れで若干振動します。
空気が家にビシッと当たる感じがします。
振動に関しては、今のところ特に気になりませんが、年月を経てどんな支障が生じるのかは不安になります。
線路沿い住宅の粉塵や鉄粉の被害
我が家は花粉の関係もあり、もともと外に洗濯物や布団を干す習慣がありません。
除湿機や布団乾燥機、丸洗いできる寝具などを利用して、快適に過ごしています。
なので、外に干せないと言うストレスはありません。
近所の方のほとんどが外に干しているので、特に被害を感じていないのかと思います。
しかし、私は、車がすぐにほこりまみれになると感じています。
また、窓際もほこりが溜まりやすいです。
線路沿いは風通しがいいし、電車や新幹線の風でほこりが飛んでくるのかなと思っています。
まとめ
線路沿いには騒音にうるさい人は住まないので、そこらへんは気楽です。
7才の娘も、今まで電車の騒音について言ってきたことはないので、気にならないのでしょう。
線路沿いに道路があるせいか、撮り鉄が良く来るので、それを不満に思っている人は近所にいます。
家のすぐ横が線路だと考えものですが、少し離れていれば、現在の建築技術でそんなに騒音は感じないのではないでしょうか。
中古だと、購入前に1泊させてもらうといいですね!
まずは、貨物列車の通過頻度と自宅の近くで停車するのかを聞いておいた方がいいです!
貨物列車が一番うるさいので(汗)。
あと、窓を開けて開放的に過ごしたい人は、電車音丸聞こえですので、じっくり検討してください。