トイレに行きたくなって、睡眠を妨げられていませんか?
できれば朝まで寝ていたいですよね(涙)。
今回は、睡眠中にトイレに行かないための対策法をまとめました。
原因
睡眠中にトイレに行きたくなる原因はいろいろあります。
・膀胱容量の減少
・眠りが浅い
・冷え
・肥満
・塩分過多
・ストレス
・何らかの病気
そんなに水分取っていないのにな・・・と思っていても、起きている時の体制と寝ている時の体制は違うので、寝た体制の時に足に溜まっていた水分が膀胱へ流れてきます。
冷えは、交感神経の働きで膀胱の筋肉が収縮し、尿意を感じてしまいます。
肥満によって膀胱が硬くなるので、尿が溜めにくくなります。
塩分過多の場合、体内の塩分を薄めるために喉が渇き、水分を多く摂取してしまったり、その水分が足に溜まってしまったりします。
ストレスによる交感神経の働きで、尿がたまっているわけではないのに尿意を感じてしまいます。
糖尿病や腎機能障害など、病気によって頻尿になっている可能性もあります。
対策
・膀胱周辺を温める
・ふくらはぎマッサージ
・減塩する
・サプリメントを摂取する
・病院で相談する
これらの対策を詳しくまとめましたので、ご覧ください。
水分を摂り過ぎない
利尿作用のある食品や尿量を増やしてしまう食品はたくさんあります。
緑茶
紅茶
アルコール飲料
人工甘味料の入った飲み物
炭酸水
柑橘類(みかんなど)
サラダ(少量はOK)
唐辛子
こしょう
これらの食品は、夕方以降は控えるようにしましょう。
また、これ以外の飲み物も夕方以降は少な目にしましょう。
成人の1日あたりの水分摂取の目安は約1.2Lです。
食事による水分摂取を含めての量です。
水分の控え過ぎは、脱水症状の危険がありますので、気を付けましょう。
膀胱周辺を温める
体が冷えると、交感神経の働きで膀胱の筋肉が収縮し、尿意を感じてしまうので、膀胱周辺を温めておきましょう!
腹巻やカイロなどを使用するといいと思います。
ふくらはぎマッサージ
昼間、長時間座っていたり立っていたりする人は、血液が脚にたまります。
その中の水分が、横になった時に膀胱に流れ出してしまいます。
なので、ふくらはぎにたまっている水分をマッサージをして血管内にもどし、寝る前にトイレで排出できるようにしましょう。
寝る2~3時間前に、気持ちいいと感じる強さで足首から上にもみ上げます。
片足10~15分を目指しましょう。
睡眠中のトイレを無くすだけではなく、美脚も期待できますね^^
そんな時間がない!と言う方は、着圧ソックスがおすすめです。
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圧迫が強すぎるのはよくないので、大きめのものがいいでしょう。
朝から寝るまで付けていた方が効果が高まります。
着圧ソックスを履いていることで、日中足に溜まりやすい血液が溜まりにくくなりますので、効果絶大です。
しかし、持病がある方は、かかりつけ医に相談して使用しましょう。
減塩する
塩分の取り過ぎは、ふくらはぎに水分をため込んでしまう原因になります。
市販の弁当や総菜は塩分が高めに作られていることが多いです。
特に夕方以降は、減塩を気にして食事しましょう。
サプリメントや漢方薬を摂取する
頻尿に効果があるサプリメントや漢方薬を飲むのも手です。
・ユリナールb(小林製薬)
・ハルンケア顆粒(大鵬薬品工業)
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まとめ
症状がひどい場合は、セルフケアではなく病院で診てもらいましょう。
また、熟睡できないことで、不眠症やうつ状態になりかねませんので、セルフケアで効果を感じなければ、病院で診てもらいましょう。