ヨーロッパへ旅行へ行った時に、窓際によく鉢植えで飾られていたのが印象的な「ゼラニウム」。
素敵だな~と思っていました。
そして、ゼラニウムの香りには虫よけ効果があるので、飾っているお宅が多いことを知り、更に興味津々に。
よし!我が家にも植えよう!!
と思い、南側の軒下に、2mほど1列に赤いゼラニウムを地植えして6年が経ちました。
実は、そんなにお世話していないのに、いつも多くのの花をつけてくれます。
今回は、ゼラニウムの開花時期と植え付け時期、地植えできる地域、育て方などについてまとめました。
ゼラニウムの開花時期と植え付け時期
できれば、長く花を楽しみたいと思いますよね。
嬉しいことにゼラニウムは、開花時期が長いです!
一季咲き種の場合4~6月なのですが、四季咲き種だと4~7月、9~11月の7か月間もお庭を彩ってくれます!!
ゼラニウムは一つの茎からたくさんの花を咲かせるので、存在感があり素敵です。
そして、1年中葉が付いており、常緑です。
更に嬉しいことに、植え付け時期も長いです!
植え付け時期は、真夏と真冬を避ければ大丈夫です。
植えたいのに、時期を待たなくてはいけないのはもどかしい気持ちになりますので、植え付け時期が長いのは嬉しいですよね!
春や秋の暖かい日に植え付けてあげましょう。
地植えできる地域
まず、気になるのがどんな地域だと地植えできるのかだと思います。
冬、凍結してしまう寒冷地は地植えに向いていません。
しかし、霜が降りる地域でも軒下に地植えするなど霜にあたらないようにすれば、若干傷む可能性がありますが、冬越しできます!
我が家も霜が降りる地域ですが、軒下に地植えして6年経ち、今でも元気にしています。
この6年間の間に何度か雪が降り、その時に何の対処もしなかったけど平気でした。
地域がOKだったら、次は植える場所の確認ですね!
地植えする場所
日当たりと風通しの良い場所がベストです。
しかし、冬に北風が直接当たる場所は避けましょう。
真夏の西日には弱いので、避けてあげるようにしましょう。
また、過湿に弱いので、水はけのよい場所がいいです。
そして、長時間雨が当たると腐りやすいので、やはり地植えするなら軒下がベストです。
そして、霜があたらないような場所、霜にあたりそうなら冬は根元に藁を敷いてあげれば大丈夫です。
まとめると、
・風通しの良い場所
・冬の北風は避ける
・真夏に西日は避ける
・水はけのよい場所
・雨があたらない場所
・霜があたらない場所
う~ん、そんな場所あるの・・・なんて思ってしまいますが、北風や西日は前に物を置けば避けられるので、何とかなっちゃいます!
そして、そんなにお世話していない我が家のゼラニウムですが、元気にいつもたくさんの花を咲かせてくれています。
南側の軒下が空いていれば、そこがベストポジションだと思います。
地植えのゼラニウムの育て方
①植える場所に苦土石灰と培養土と赤玉を混ぜておく
ゼラニウムはアルカリ性の土を好みます。
苦土石灰を使い土をアルカリ性にするのですが、普通の苦土石灰はアルカリ性に変えるのに1週間ほどかかります。
でも、すぐにアルカリ性にすることができる苦土石灰が売っています!
私は1週間待つのが嫌なので、これを使っています。
②苗を植える
苗を植え終わったら、水をたっぷりあげましょう。
③完成!!
ゼラニウムは乾燥に強いので、雨だけの水分で十分です。
私は6年間、1度も水やりしたことがありません(笑)。
ゼラニウムはほっておくと、株元から木化してきます。
そして、見た目が悪くなります(汗)。
毎年、春か秋に剪定してあげると、きれいな姿を維持することができます。
また、花が咲き終わった後は、病気を予防するために切り取ってあげましょう。
肥料のあげすぎは厳禁です!
茎が弱って倒れやすくなってしまいます。
早春、初夏、秋のどこかで、置くタイプの緩効性肥料を与える程度で大丈夫です。
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まとめ
育てる品種によって耐暑性、耐寒性、育て方が違ってきますので、購入する際に確認しておきましょう!
私の場合、年に1回の剪定、1回の置き肥、数回の花がらつみのみのお世話です。
それなのに、いつも多くの花を咲かせてくれて、心を豊かにさせてくれます。
ゼラニウムの花言葉は、「育ちの良さ」「尊敬」だそうですよ!