読み聞かせボランティアで、近所の小学校へ行ってきました。
低学年の教室で15分間とのことで、4つのお話を読んできました。
お話選びに迷いましたが、
・トラよりつよいカエルくん(教育画劇の紙芝居)
・おこる(金の星社)
・どっちだ?(童心社の紙芝居)
にしました。
4つとも好評だったので、読んだ順にご紹介したいと思います。
これから読み聞かせする方の参考になればと思います。
ねこざかな(フレーベル館)
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まず最初にこの絵本を読みました。
読む前に「知ってる~」と言う声がちらほら。
猫が魚を食べようとしたら、逆に猫が魚に食べられてしまうシーンは、「えー!」とびっくりした反応がありました。
その後、食べられてしまった猫が魚の口から顔を出し、猫と魚が合体して「ねこざかな」になった姿は大ウケでした。
最初は喧嘩していたのに、すぐに魚も猫も鼻歌を歌いながらいろいろなことを楽しみ、意気投合。
最初から最後まで子供たちの楽しむ反応が見ることができた絵本でした。
また、このお話の続きの絵本がたくさんあることを教えると、「図書館で探そう!」と言う声が聞こえました(笑)。
トラよりつよいカエルくん(教育画劇の紙芝居)
トラよりつよいカエルくん (教育画劇のかみしばい)
チベットの民話です。
読む前に、チベットは昔は国だったけど、今は中国の一部になってしまったことや、夏でも雪が降ることを伝えたら、すごく興味を持ってくれました。
そして、子供たちはトラよりも強いカエルってどんなのか読む前から興味津々の様子。
トラにばったり会ってしまったカエルくんが、食べられてしまわないように知恵を絞っていくお話です。
トラがまんまとカエルに騙されていき、最後は、トラの方がカエルくんに食べられてしまうのではないかとおびえて逃げていく様子は大ウケでした!
「ウサギとカメのお話になんか似てる~」と言う声が聞こえました。
負けると思った方が勝つ点では似ているかもしれません。
普通だったら弱いカエルくんが強いトラに知恵を絞って勝ったことが面白かったようです。
おこる(金の星社)
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大型絵本を持って行きました。
大きい本、っていうだけで、子供たちは嬉しそう。
怒ったことある人?
怒られたことある人?
と読む前に聞いてみると、みんな挙手。
もしかしたら「同じところがあるかもしれないね~」と読み始めると、
寝坊したり、ピーマン残したりして、毎日怒られてばかりいる主人公の僕に共感している様子。
「そりゃ、怒られるよ」「一緒だ」など、主人公が怒られるたびに、ざわつきました。
そして、怒られたくないから、誰もいない海に主人公がボートでいくシーンでは、静かになりました。
海の上で普段怒られることを主人公はしますが、怒られません。
「なんかさみしいな・・・」という声がちらほら。
怒られないことも寂しいのかも・・・と感じたようでした。
その後、自分も怒ることに気が付いた主人公。
おもちゃを勝手に捨てたお母さんに怒るなど、子供たちが共感できる内容がいくつかあげられていて、また「そりゃ、怒るよ」と共感の声。
怒ることについて、考えることのできた時間になったと思います。
楽しいと言うことではなく、心の動きを考えながら盛り上がることのできるお話でした。
どっちだ?(童心社の紙芝居)
どっちの手に入っているか?
などと、あてっこする紙芝居です。
幼児用の紙芝居ですが、低学年の子供たちも大盛り上がり。
登場する象の名前を自由に決めることができ、鬼滅の刃の炭次郎の羽織を折り紙で作り象に貼っておき、「象の炭次郎です」と紹介したら、大喜びでした。
最後は、友達を選ぶシーンが入っていて、みんな仲良しだから選べないと素敵な終わり方です。
この紙芝居は、子供が興奮気味になるので、最後に読んだ方がいいと思います。
まとめ
この4つのお話を読んで、ちょうど15分でした!
どのお話も、とても良い反応が見られると思うので、おすすめです^^
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