口元に赤みや腫れなどの炎症が起きると、口唇ヘルペスかも・・・と感じる方は多いかと思います。
病院へ行く時間がないので、できれば市販薬で治したいと思う方もいらっしゃると思います。
しかし、以前に病院に受診し「口唇ヘルペス」と診断されたことがある方は、症状を見て「再発」だとわかると思いますが、初めてこのような症状が起きると口唇ヘルペスだという確信はできません。
症状の似た病気があるからです。
今回は口唇ヘルペスの原因や市販薬、何かに受診したらよいのかなどまとめました。
口唇ヘルペスになる原因
↓
粘膜に感染
この接触は、人同士以外にもウイルスがついた食器やタオルなど物からも感染します。
口唇ヘルペスの市販薬
病院へ行く時間がない、病院が苦手などなどできれば市販薬で治したいと言う方は多いかと思います。
しかし、市販薬は過去に口唇ヘルペスの診断を医師から受けたことがある人しか購入することができません。
なぜかと言うと、自分では判断することが難しいし、間違えて塗っていまいう悪化させてしまう可能性があるからです。
そして口唇ヘルペスの市販薬は、副作用、相互作用などの項目で安全性上、特に注意を要する薬「第1類医薬品」に属し、薬剤師がいないお店では販売できません。
薬剤師がいる店でも、薬剤師が不在の場合も購入できませんので気を付けましょう。
購入の際には、薬剤師の方から「過去に口唇ヘルペスの診断を医師から受けたことがあるか」など聞かれ、販売できる状態か確認してからの販売になります。
Amazonなどのネットでも販売されていますが、購入ボタンを押すと、下記の質問に答えないと購入できなくなっています。
再発の場合でも、授乳している人、アレルギーを持っている人、ひどい症状の人は病院で診てもらいましょう。
もし、口唇ヘルペスの診断を受けたことが無いのであれば、独断で市販薬を塗り、副作用が起きたり状態をひどくしてしまったりしないよう、重い腰を上げて病院へ向かいましょう。
口唇ヘルペスに似ている病気
・口唇炎
・口内炎
・接触性皮膚炎
・固定薬疹
・とびひ
・カンジダ症
など、口唇ヘルペスに似ている病気はいろいろあります。
自分の判断で間違えた薬を塗ってしまわぬよう、病院での診察が大切です。
口唇ヘルペスは何科に受診するのか?
口唇ヘルペスは、皮膚科です。
まれに内科でも見てもらえるそうです。
内科に行く場合は、電話で口唇ヘルペスかもしれないことを伝え、診てもらえるのかを確認してから行きましょう。
まとめ
口唇ヘルペスのような症状があるのであれば、周りの人にうつさないように気を付けましょう。
タオルやコップ、食事などは共用しないようにし、接触をなるべく控えてください。
そして、初めて口唇ヘルペスのような症状がある場合は、自己診断せずに早めに病院で診てもらいましょう。