ユキヤナギを地植えして5年が経ちました。
一言でいうと「強い」!!
寒さにも暑さにも強く、ほとんど放置なのに毎年きれいな花をたくさん咲かせてくれます。
垂れる枝一面に小さな白い花が咲き乱れる姿は豪華です。
そして、メンテナンスが簡単なので、初心者にもおすすめの庭木です。
今回は、ユキヤナギの育て方についてまとめました。
ユキヤナギとは
ユキヤナギは落葉低木で、原産地は中国です。
寒さにある程度強いので、関東より北の地域では冬に防寒対策が必要になりますが、それ以外の地域は特に何もする必要はありません。
秋に紅葉し、その後落葉し、春に新芽が出て開花します。
花は白が主流ですが、ピンク系の新種も出ています。
剪定をしないと、2mくらいの高さまで成長します。
そして、横幅もどんどん広がって成長していきます。
なので、地植えする際には広めに場所を取って植えた方がよいでしょう。
大きく育てれば、開花時は迫力があり素晴らしいですが、場所の関係で大きくしたくない場合は、毎年剪定すれば好みの大きさで楽しむことができます。
開花期は2~3週間で、長く鑑賞することができます。
また、切り花にしても1週間くらいはもつので、おすすめの庭木です。
ユキヤナギの育て方
植え付け場所
日当たりがよく、風通しのよい場所だと、花付きが良くなります。
どんな土質でも育つのですが、水はけのよい土であれば根腐れや病気予防にいいのでおすすめです。
地植えがおすすめですが、鉢植えも可能です。
鉢植えの場合は、毎日の水やりと毎年の植え替えが必要になります。
植え付け時期
2月~3月、10月~11月が最適です。
しかし、とても強いので、真夏、真冬を除く季節であれば可能です。
植え替え時期
株分けや移植をする場合、2月~3月、10月~11月が最適です。
しかし、とても強いので、真夏、真冬を除く季節であれば可能です。
また、少しぐらい傷つけてしまってもへっちゃらです!
開花時期
地域によりますが、3~5月の間に開花します。
剪定時期
6~8月末くらいが最適です。
秋から冬にかけて来春咲くための花芽が作られるので、それまでには剪定しましょう。
枝が細いので剪定ばさみで簡単にカットすることができます。
開花が終わったら剪定し、その後伸びてしまったら、夏の終わりごろもう一度剪定し、好みの大きさにしておくといいと思います。
開花が終わった後に地際から刈り込んでも、秋には新しい枝が伸びてくるほど強い植物なので、剪定しすぎて枯らすことはありませんので、気楽です。
肥料を与える時期
1~2月頃に寒肥を与えます。
有機質肥料や緩効性の化成肥料がいいでしょう。
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まとめ
ユキヤナギは、満開時はかなり豪華なのに、お手入れに失敗しにくい強い庭木です。
小さな苗を植えても、あっという間に高さも横幅も大きくなりますから、よく考えて植えましょう!
花言葉は「愛嬌」「愛らしさ」「賢明」「静かな思い」ですよ^^
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