料理にも使われるローズマリーですが、初心者でも簡単に育てることのできる常緑低木のハーブです。
1年中緑なので、1年中楽しむことができます。
春には小さな花をたくさん咲かせてくれます。
そして、ローズマリーの爽やかな力強い香りに虫よけ効果があるのも嬉しい点です。
その他にも嬉しい効能があるんですよ!
我が家には、鉢植え2株、地植え1株植えています。
6年目です。
今回は、ローズマリーの耐寒性や香りの効能、育て方(日当たり・水やり・肥料・剪定・植え替え)についてまとめました。
ローズマリーの種類
ローズマリーは、種類によって樹形が変わります。
お好みの樹形があると思いますので、購入する際には確認しましょう。
立性(りつせい)
上に向かって伸びていきます。
縦に伸びるので、育てやすいです。
樹高が2mくらいになるものもありますが、剪定して高さ調整できます。
半匍匐性(はんほふくせい)
横に広がりながら、上に向かって伸びていきます。
いろいろな方向に伸びるので、変化を楽しむことができます。
高さの他、横にも広がるので場所を取りますが、剪定でどうにでもなります。
匍匐性(ほふくせい)
下に垂れさがって伸びていきます。
石垣などから垂らすと素敵です。
剪定してお好きな長さで垂らすことができます。
ローズマリーの耐寒性
植える際に気になるのが耐寒性ですよね。
品種によりますが、-5度くらいまでは平気なものが多いです。
-15度まで平気なものもありますから、購入する際に確認しましょう。
我が家は、冬には霜が降り、雪が降る年がある地域に住んでいますが、鉢植え、地植えともに外に放置で全然平気です。
数回の雪であれば、耐えてくれます。
植えて間もない場合は痛む可能性がありますので、霜の降りる地域では軒下か室内に入れてあげましょう。
また、夏の暑さにも強いです。
ローズマリーの育て方~日当たり・水やり・肥料・剪定・植え替え~
初心者でも簡単に育てることのできるローズマリーですが、生き物なので基本的なことを知らないと枯らしてしまいます。
日当たり
日当たりと風通しが良く、乾燥している場所が最適です。
明るい日陰でも平気ですが、日当たりが良い場所の方が良く育ちます。
水やり
地植えの株は雨のみの水分で平気です。
鉢植えの場合は、土が乾いてから、たっぷりの水を与えるようにします。
表面が乾いても、内部が湿っている場合があるので、表面が乾いた次の日や2日後などで平気です。
ちょっとずつ毎日水を与えて、いつも土を湿らせているのはNGです。
乾燥を好むので、長雨には注意です。
土が長いこと湿っていると根腐れを起こす可能性があります。
鉢植えの場合は、屋根のある場所に移動させましょう。
地植えの場合は移動できないので、植える際に水はけのよい場所を選んで植えることが大切になります。
我が家の地植えしたローズマリーは、植える際に赤玉と腐葉土を多めに混ぜ込んで植えました。
梅雨の長雨時も放置で全然平気だったので、そんなに神経質にならなくても平気かと思います。
肥料
葉の色が悪かったり、花が咲かなかったり、元気がない時に緩効性肥料を与えましょう。
我が家は全く肥料を与えない年がありますが、すくすく元気に育っています。
逆に、肥料の与えすぎの方が、肥料焼けをし、枯らしてしまう可能性があります。
剪定
5月と9月が剪定時期です。
花が咲いていた位置から下辺りを刈りこんでいきましょう。
また枝が混みあって蒸れてしまうのを嫌うので、混みあった枝を刈りこんで、風通しを良くしてあげましょう。
剪定した枝は、料理に使ったり、花瓶に入れて飾ったり、挿し木にして株を増やしたりできますね!
植え替え
鉢植えの場合は、根詰まりしやすいので2~3年に1度は、植え替えをしましょう。
根詰まりしたままだと、元気をなくしたり、枯らしてしまったりします。
地植えの場合は、移植をしない方が良いと言われています。
我が家では、1度移植をしたことがあります。
移植した際、枯れたかも・・・と言うくらい元気をなくしましたが、復活し、今はとても元気に育っています。
ローズマリーの香りの効果効能
好みがありますが、ローズマリーは頭がしゃっきとするような素敵な香りがします。
私は大好きです。
その香りには、いろいろな効果効能が期待できるのがまた魅力です。
②集中力を高める
③脳を活性化させる
④認知機能を改善
⑤痰や鼻水の排出を助ける
と言うことで、我が家はリビングに切ったローズマリーを花瓶に入れて飾っています。
切っても切っても次々と伸びるので、大丈夫です。
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まとめ
若干の放置気味が好きなローズマリーなので、今まで植物を枯らしてしまった経験がある人でも大丈夫です^^
購入する際に耐寒性を確認し、乾いてからの水やり、樹形を整えるための剪定をしてあげれば、OKですね!
そして、香りの効果効能は魅力的ですよね!!