5月から7月、9月から10月はゼラニウムの挿し木に向いている気温です。
ゼラニウムはコツさえ知れば、挿し木で増やすことが簡単にできます!
ゼラニウムがたくさん咲き乱れる風景は素敵ですので、挿し木で増やして、素敵なガーデンにしませんか?
今回は、失敗しないゼラニウムの挿し木のやり方についてまとめました。
ゼラニウムの挿し木を失敗させない6つのコツ
挿し木をやるからには成功させたいですよね!
これから上げる6つのコツを実行すれば、成功率が上がります。
どれも簡単ですので、頭に入れておきましょう!!
挿し木をする時期
挿し木は、基本的に1年中行えますが、根が育つ気温に適しているのは「5月から7月、9月から10月」です。
その時期は、根付いた後の成長にも良い気温なので、成功率が上がります。
太くて葉が元気な茎
挿し穂は、細い茎よりも太い茎の方が成功率が上がります。
また、茎についている葉が元気な茎が良いでしょう。
切る場所
茎にある節の部分から根がでます。
節は下の写真の赤丸が付いている場所です。
挿し穂は節がいつくか付いているものにしましょう。
また、写真の右側の茶色く木化した茎よりも、緑の茎を選びましょう。
吸水・メネデール不要
一般的に挿し木をする際に、挿し穂を水に2時間ほどつけて吸水させることが成功させるポイントになります。
その際に、メネデールを数滴入れて吸水させると更に効果が上がると言われています。
しかし、ゼラニウムは吸水させない方が成功率が上がります。
なぜかと言うと、ゼラニウム自体がもともと水分が豊富なのと乾燥を好む植物なので、吸水することで腐りやすくなってしまうからです。
なので、吸水はしないようにしましょう!
挿し穂の切り口を乾かす
挿し穂の切り口が湿っていると、切り口から雑菌入ったり、水分が多すぎて腐ってしまったりします。
切り口を半日~1日くらい直射日光が当たらない室内で乾燥させることで、成功率が上がります。
挿し木をする土
まず第一に清潔な土を使用しましょう。
古い土には雑菌がたくさんついているので、挿し穂を駄目にしてしまいます。
新しい土が最適です。
そして、肥料が入っていない土が最適です。
挿し木用の土か赤玉小粒がおすすめです。
ゼラニウムの挿し木の手順
①挿し穂を切る
太くて葉が元気で節のある茎を選びます。
②葉や花を切る
葉が2~3枚になるように、余分な葉と花を切り落とします。
茎の長さは10cmくらいにし、土に挿す切り口をナイフで斜めに切りましょう。
その方が、土から水分を吸水しやすいからです。
③切り口を乾かす
挿し穂が湿り気で腐ってしまうのを防ぐために、直射日光の当たらない室内で半日~1日乾かしましょう。
④土に挿す
プリンカップなどの透明な容器の底にキリで穴をあけて、植木鉢代わりに使ったり、大きな鉢にいつくもの挿し穂を植えたり、いろいろで平気です。
今回は、ダイソーで購入したカップを使いました。
挿し木用の土か赤玉小粒を入れ、水で十分に湿らせます。
その後、割りばしなどで土に穴をあけ、挿し穂の節が土に埋まるように植えます。
この際に、挿し穂で穴をあけることはしないでください。
挿し穂の切り口が傷つき、腐る原因になってしまいます。
⑤発根
風通しのよい日陰で管理しましょう。
土に湿り気があるように、たまに水やりをします。
しかし、過湿しすぎると茎が腐ってしまうので、たまの水やりで平気です。
2~3週間で発根します。
そうすると、茎から葉が生えてきます。
もう少し待ったら、一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。
根が生えているか不安になりますが、決して茎を抜いて確認しないでくださいね!
まとめ
挿し木から新しい葉が生えてくると、とっても嬉しいですよ!
そして、花期が長いので、たくさん植えるとお庭が華やかになりますね!
そして、ゼラニウムの香りに虫よけ効果があるのも嬉しいところです。
是非ともチャレンジしてみてください^^